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⭐️患者と家族に
もっと届く緩和ケア
アセスメント・初期対応
❶高齢者が腹痛をきたす
危険な疾患には、どのような
ものがありますか?
・高齢者は、交感神経系の機能が低下して、
痛みに対して鈍感になっていることがある
ため、腸管が捻じれたり(捻転)、破れたり
(穿孔)して、通常であれば強い腹痛と腹膜
刺激症状を呈するような病態でも、注意深く
診察しないと腹部診察で腹膜刺激症状を
発見できないことがあります。
高齢者の危険な腹痛
⑴血管性疾患での注意点
・高齢になるほど血管性疾患(急性心筋梗塞、
大動脈瘤破裂、腸管膜動脈閉塞)による
腹痛の頻度が高くなるのですが、これらの
重篤な血管性疾患であっても腹痛の程度が
軽かったり、腹部刺激症状を呈さないことが
あります。
⑵生命にかかわる腹痛を
見逃さない
・血管性病変のトップに急性心筋梗塞が挙げ
られているように、腹部以外の重篤な疾患
でも腹痛をきたすことがあります。
・「高齢者の臍(へそ)から上の症状では、
まず12誘導心電図で急性心筋梗塞を
チェック」という法則を覚えておくことは
大変重要です。
12誘導心電図
・高齢者の生命にかかわる危険な腹痛を
忘れないためには、「血管の病気→腸が
破れた(穿孔)病気→腸が捻れた(捻転)病気」
の順番に考えていくと漏れがないと思い
ます。
高齢者の腹痛は、
症状・所見が軽そうでも
要注意!
高齢者は重篤な疾患でも痛がらない
鑑別は「血管が破れる➡︎捻れる➡︎
詰まる」の順番で
腹痛でも心筋梗塞あり!
臍の上の症状では、必ず12誘導心電図
をチェック
参考資料
急変予防&対応ガイドマップ
高齢者救急
岩田充永
医学書院
次回は、
"高齢者救急
高齢者のアセスメント・初期対応
意識がありません"
について
一緒に勉強しましょう 
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私も勉強になりありがたいです。




