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⭐️患者と家族に
もっと届く緩和ケア
❶基礎疾患が受診理由に
関与していることが多い
⑴既往歴はしっかり聞こう
・病歴聴取の中で、既往歴の確認は大変重要
です。
・例えば、同じ「おなかが張る」という症状の
患者さんであっても、過去におなかの手術を
したことがあるかないかで、精密検査を行う
べきかどうかの判断は異なります。
・おなかの手術をした人は、腸管の癒着などが
原因で腸閉塞を起こしやすくなっている
可能性があります。
これが「おなかが張る」原因かもしれない、
と疑われた場合、検査の必要性は高いと
言えます。
・既往歴が大切な理由の二つ目は、
「同じ病気でも既往歴の違いによって
重症化するリスクが異なる」ということ
です。
・例えば同じ肺炎でも、生来健康な人と肺気腫
で在宅酸素を行っている高齢者とでは
重症化のリスクは全く異なります。
・「呼吸不全の増悪の危険性があるので、
入院してもらって経過観察する」など
その後の対処を決めるうえでの判断材料と
なります。
❷内服している薬剤が
受診に影響することがある
⑴薬剤内服歴の聴取は必須
・高齢者は、糖尿病、高血圧症、心不全、
脂質異常症、骨粗鬆症、便秘症など非常に
多くの基礎疾患を抱えていることがあり、
そのような場合はたくさんの薬剤を処方
されています。
・複数の医療機関から処方を受けているにも
かかわらず、処方全体が把握されていない
ため、薬剤の副作用で入院となってしまった
り、反対に内服が確実にされていないことが
原因で救急受診になったり、時には入院に
至ることも少なくありません。





