終末期ケア(1253)ー2 "高齢者の救急受診②" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



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⭐️患者と家族に
   もっと届く緩和ケア

ひまわり高齢者救急

ちょうちょ高齢者の救急受診②
          
❶基礎疾患が受診理由に
  関与していることが多い

⑴既往歴はしっかり聞こう



・病歴聴取の中で、既往歴の確認は大変重要
 です。

・例えば、同じ「おなかが張る」という症状の
 患者さんであっても、過去におなかの手術を
 したことがあるかないかで、精密検査を行う
 べきかどうかの判断は異なります。

おなかの手術をした人は、腸管の癒着などが
 原因で腸閉塞を起こしやすくなっている
 可能性があります。
 これが「おなかが張る」原因かもしれない、
 と疑われた場合、検査の必要性は高いと
 言えます。

・既往歴が大切な理由の二つ目は、
 「同じ病気でも既往歴の違いによって
 重症化するリスクが異なる」ということ  
 です。

・例えば同じ肺炎でも、生来健康な人と肺気腫
 で在宅酸素を行っている高齢者とでは
 重症化のリスクは全く異なります。

「呼吸不全の増悪の危険性があるので、
 入院してもらって経過観察する」など
 その後の対処を決めるうえでの判断材料と
 なります。





❷内服している薬剤が
 受診に影響することがある

⑴薬剤内服歴の聴取は必須

・高齢者は、糖尿病、高血圧症、心不全、
 脂質異常症、骨粗鬆症、便秘症など非常に
 多くの基礎疾患を抱えていることがあり、
 そのような場合はたくさんの薬剤を処方
 されています。



複数の医療機関から処方を受けているにも
 かかわらず、処方全体が把握されていない
 ため、薬剤の副作用で入院となってしまった
 り、反対に内服が確実にされていないことが
 原因で救急受診になったり、時には入院に
 至ることも少なくありません。









参考資料

 急変予防&対応ガイドマップ
       高齢者救急
          岩田充永
             医学書院
   
          
       
    次回は、
     "高齢者救急
       高齢者の救急受診③
           
        
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