終末期ケア(1210)ー2 "難治性ではないはずのせん妄 ステロイドが夕方に投与されている" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️患者と家族に
   もっと届く緩和ケア

ひまわりひととおりのことをやっても
 苦痛が緩和しない時に開く本

ちょうちょ難治性ではないはずのせん妄

❶ステロイドが夕方に
      投与されている

爆笑こんな言葉、こんな症状が
        カギになります




・ステロイドが夕方に投与されている

・夕方にステロイドが投与されるように
 なってから、せん妄の症状が強く出て
 いる


・ステロイドがせん妄(不穏)の原因になること
 はよく知られていますが、オピオイドに
 比べると見過ごされていることが多く
 あります。

・麻薬=せん妄とは、つながりやすいようです
 が、せん妄とステロイドはすぐに結びつか
 ないイメージがあるようです。




・ステロイドはもともとすべての人間の体内で
 生体リズムをつくっており、朝に分泌量が
 もっとも多く、夕方から夜になると少なく
 なります。

・ですから、緩和ケアで使う時も、
 朝1回投与が基本です。




・ただ、どうしても朝1回だと足りない場合、
 例えば、頭蓋内圧亢進の頭痛や嘔吐、
 脊髄が腫瘍で圧迫されて麻痺が生じそうな時
 腫瘍熱で朝1回だと夜に熱が出てしまう時
 などは、朝1回夕1回の2回投与にせざる
 をえない時があります。

・その時、夕方のステロイドの投与量が多いと
 せん妄になりやすくなります。






星対応
ひまわり夕方のステロイドは、"必要なければ"
 やめて、朝1回にする

ひまわり朝1回が無理なら、朝・昼とする

ひまわり夕方に必要な場合は、量を少なめにする




・基本は、夕方のステロイドはやめて朝1回に

 します。


・朝・昼とするか、夕方の量を少なめにする

 工夫をします(朝4mg、夕2mgなど)。








参考資料

 患者と家族にもっと届く緩和ケア
  ひととおりのことをやっても
   苦痛が緩和しない時に開く本

         森田達也著
             医学書院
 
          
       
    次回は、
   "ひととおりのことをやっても
     苦痛緩和しない時に開く本
      難治性ではないはずのせん妄
        せん妄になりやすい
          薬を飲んでいる①
          

             について

          
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