終末期ケア(1178)ー2 "痛い時間帯に鎮痛薬が足りない(昼編)②" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️患者と家族に
   もっと届く緩和ケア

チューリップひととおりのことをやっても
 苦痛が緩和しない時に開く本

❶痛い時間帯に
   鎮痛薬が足りない(昼編)②

⑴オピオイドは
 「ちょびちょび飲んでOK」
                         にしておく

・オピオイドは日中に固めてしまうと、
 結局眠くなってしまうので、日中の痛みの
 変動に合わせて患者さんが調節できるように
 「ちょびちょび飲んでもOK」にしておくほう
 が使い勝手がよい人が多いと思います。








・定期のオピオイドは、安定して痛みを和らげ

 るために使うので、痛みが日を通して横ばい

 の場合は、定期オピオイドだけで対応でき

 ます。


・しかし、日中に仕事をしている人など

 動きのある人は、ベースの定期オピオイドを

 増やして痛みの強いところも完全にカバー

 しようとして増やしてしまうと、普段痛く

 ないところもあるので過量気味になって

 眠くなってしまいます。


・かといって中途半端な増量は、結局痛みの

 ある時間が出てしまうので、痛みに合わせて

 「レスキュー薬の回数は何回でもいい」

 割り切ってレスキュー薬を調整して服用し

 ます。





・自分でやりくりしたいという働き盛りの人

 などの場合、(医師や看護師が)変にベース

 (定期オピオイド)でコントロールしようと

 思わないほうが患者さんのコントロール感が

 上がっていい場合も多々あるようです。


レスキュー薬の服用回数が多いというだけで

 ベースを上げようと考えない。

 「痛みを細かく調節できる!」ように

 コントロールします。







参考資料

 患者と家族にもっと届く緩和ケア
  ひととおりのことをやっても
   苦痛が緩和しない時に開く本

         森田達也著
             医学書院
 
          
       
    次回は、
   "ひととおりのことをやっても
     苦痛緩和しない時に開く本
      難治性ではないはずの痛み
      理由を見分けて対処する
       動いた時だけ痛い
        (身体をひねっている)"
                              
          
 
                                       について

          
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