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⭐️患者と家族に
もっと届く緩和ケア
苦痛が緩和しない時に開く本
❶痛い時間帯に
鎮痛薬が足りない(夜編)①
・夜になると痛みが強くなるー
日中なら、なんだかんだで気を紛らわすこと
がありますが、夜だと自分の感覚だけが鋭敏
に感じられます。
・「夜になると痛い」は、気のせいではなく、
そういうふうに人間のつくりができている、
といえます。
・緩和治療的には、いくつかのパターンが
あります。
⑴明け方に血中濃度が下がる
(パターンA)
・一番多いのが、経口オピオイドの「持ち」が
悪い人が明け方に血中濃度が下がって痛みを
感じる場合です。
・例えば、オキシコンチン20mg/朝、
20mg/眠前と内服していて、明け方に
いつも痛くなる。
よく聞くと、夕方も痛くなるけど、その時は
オキノームをレスキューで内服してそんなに
痛くないーつまり、全体的にオピオイドの
濃度が少なめで、夕方はレスキュー薬を飲め
るけど、夜中は寝てしまうので飲めない、
だから明け方に痛くて目が覚めるという
パターンです。
・夜(夜明け)にも、オピオイドの血中濃度が
保てるように、夜の分のオピオイドを増やし
たり、同じ投与量が少し増やし気味で分3
にします。
・例えば、オキシコンチン20mg/朝、
眠前の分を30〜40mgに増やします。
もうひとつの方法としては、オキシコンチン
60mg(8時間ごと)とするとうまくいく
ことが多いです。




