終末期ケア(1171)ー2 "経口麻薬を増やしても効かない(もともと効かない痛み-頭痛)②" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️患者と家族に
   もっと届く緩和ケア

チューリップひととおりのことをやっても
 苦痛が緩和しない時に開く本

❶経口麻薬を
  増やしても効かない②
  (もともと効かない痛みである-頭痛)


⑴片頭痛にはトリプタン系製剤

・片頭痛では、片頭痛の治療薬(トリプタン系
 製剤、血管を収縮させます)を使用します。 





⑵頭蓋内圧亢進には

      ステロイド


・脳転移による頭蓋内圧亢進の頭痛には

 オピオイドはあまり効かないので、まずは

 頭蓋内圧を下げるようにステロイド

 しっかり使います。


・緩和治療の観点からは、脳浮腫がある限り

 症状が抑えられる範囲の用量で維持投与

 します。








 

⑶頭部表面の神経痛には

      神経ブロック


・頭部表面の神経痛では、

 末梢神経のブロックが有効です。


・体表に近いところでブロックできるので

 侵襲も小さく即効性があります。


末梢神経ブロックには実はさまざまな方法が

 あります。


・痛みの緩和、交感神経ブロックによる血流

 改善のために行うなど、手術以外にペイン

 クリニック領域でも行われます。


・ペインクリニックでは、胸背部の帯状疱疹後

 神経痛や肋間神経痛では肋間神経ブロック、

 肩関節周囲炎では腕神経叢ブロック、顔面

 神経麻痺に対する星状神経節ブロックなどが

 行われます。






参考資料

 患者と家族にもっと届く緩和ケア
  ひととおりのことをやっても
   苦痛が緩和しない時に開く本

         森田達也著
             医学書院
 
          
       
    次回は、
   "ひととおりのことをやっても
     苦痛緩和しない時に開く本
      難治性ではないはずの痛み
      理由を見分けて対処する
     経口麻薬を増やしても効かない①
                              絶対量が足りない"
          
 
   

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