終末期ケア(1165)ー2 "非オピオイド鎮痛薬が入っていない②" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️患者と家族に
   もっと届く緩和ケア

チューリップひととおりのことをやっても
 苦痛が緩和しない時に開く本

❶非オピオイド鎮痛薬が
     入っていない②

⑴アセトアミノフェン注
       (アセリオ)




・アセリオは、解熱鎮痛効果を持つ唯一の

 静注剤です。


・手術を受けた患者さんや、がん患者さんの

 身体症状により経口製剤や坐剤の使用が困難

 な場合でも適切な疼痛管理がされることが

 期待されます。







⑵NSAIDs(ロピオン)





・NSAIDsは静脈注射が可能なロピオンを

 使用します。


・腎機能が悪い時は原則として使わないで、

 まずは他の鎮痛薬だけで対応します。








⑶オピオイド(モルヒネ)

       




・オピオイドは、現状では、モルヒネを

 持続皮下注射か持続静脈投与にします。


持続投与経路は、皮下でも静脈でも効果は

 同じです。


・もともと、IVH(中心静脈)を行っていない

 患者さんでは、末梢静脈ルートをオピオイド

 のためだけにとると、夜間などに点滴が漏れ

 た時など、点滴を差し替えによる断眠で、

 かえって痛みが悪化することがあります。


・中心静脈から、高カロリー輸液・24時間

 輸液をもともとしている患者さんには、

 側管にオピオイドと静脈投与で付けます

 それ以外の場合は、持続皮下注射にします。


持続皮下注射





⑷点滴ルートがとれない時


・点滴のルートがとれない場合は、

 薬剤が飲めれば内服で、アセトアミノフェン

 ロキソニン、ボルタレンを投与します。


・それでも、やはり点滴などよりはどうしても

 効果が落ちます。


・内服も困難な場合は、アセトアミノフェン

 坐薬、ボルタレン坐薬を使用することが

 あります。






参考資料

 患者と家族にもっと届く緩和ケア
  ひととおりのことをやっても
   苦痛が緩和しない時に開く本

         森田達也著
             医学書院
 
          
       
    次回は、
   "ひととおりのことをやっても
     苦痛緩和しない時に開く本
      難治性ではないはずの痛み
      理由を見分けて対処する
     経口麻薬を増やしても効かない①
     (オピオイドが吸収されていない)" 
          
 
   

                   について

          
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