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⭐️患者と家族に
もっと届く緩和ケア
苦痛が緩和しない時に開く本
❶安定した痛みだったのに、
急に痛くなった②
(出血、感染、虚血、穿孔)
⑴肝出血
⑵脾梗塞、腎梗塞
⑶消化管穿孔
・消化管穿孔とは、簡単にいえば消化管に穴が
開くことです。
・穿孔が生じると、食べものや消化液などの
腸内の内容物が腹腔内(食道に穿孔が生じた
場合は胸腔内)に漏れ出します。
・このような物質は刺激が非常に強く、細菌を
含んでいて、その刺激と細菌によって、
治療をしなければ一般的に死に至る重度の
炎症と感染症が生じます。
⑷「どこまでやるか」は、
本人・家族の価値観による
・診断も治療も「どこまでやるか」は、
ご本人・ご家族の価値観次第のところが
あります。
・急性期病院であっても「何でもかんでも
できることはすべてやればいい」というわけ
でもないので、ご本人・ご家族が「原因が
わかったとして、その次の治療を希望して
いる」「次の治療がなかったとしても、
何でこうなっているのか把握したいという
希望がある」か、いずれかの場合に検査・
治療を進めることになります。
・昨今の傾向としては、医師が「おそらく
これこれの見込みがある」というだけよりも
「検査の結果、ここにこういう出血があり
ました。
関係各位とも相談しましたが、治療する
のはリスクが高いので、このまま経過をみて
苦痛の緩和を中心に行いたいと思います」と
伝えることが、ご本人・ご家族にも受け入れ
やすい印象となります。
⑸治療可能な痛み
・低侵襲で治療可能なのは、感染症、特に
胆管炎です。
・膵臓がんや上腹部のがんで胆汁の流れが
悪い場合は、急に疼痛(右季肋部痛)、発熱が
生じても減黄処置(胆道ステント、PTSD)と
抗菌薬でおさめることができます。
・同じように、腎盂腎炎で骨盤に腫瘍が
あって尿路が閉じている場合、これも、
尿路変更(尿路ステント、腎ろう)と抗菌薬で
おさめることができます。
参考資料
患者と家族にもっと届く緩和ケア
ひととおりのことをやっても
苦痛が緩和しない時に開く本
森田達也著
医学書院
次回は、
"ひととおりのことをやっても
苦痛が緩和しない時に開く本
難治性ではないはずの痛み
理由を見分けて対処する
もともと(がんと関係ない
首、肩、腰が)痛い"
について
一緒に勉強しましょう 
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私も勉強になりありがたいです。







