


共有型意思決定支援ツール
⑵苦痛に関する
スクリーニングを行う
・診療やケアを提供するにあたり、
痛みをはじめとする身体症状、精神症状、
社会的問題について包括的な評価を行い
ます。
・これらの評価は、治療の開始や変更の際に
繰り返し行い、その都度記録を残します。
・特に認知症の人においては、ご本人が苦痛を
適切に伝えられないことを踏まえ、医師や
看護師等がご本人の申告の有無に関わらず
観察にも注意を払い、何らかの変化がある
場合には積極的にアセスメントすることが
重要です。
・これらの対応の結果は、今後の個別のケア
を提供する上で重要な情報になります。
⑶基本的な緩和ケアの提供
・痛みや呼吸困難、倦怠感などの症状緩和を
行います。
・病院では、複数の医療者、多職種がかかわる
ことから、院内マニュアルを整備し、どの
ような場面でも提供できるようにすることが
重要です。
・身体症状に関して、特に痛みなどでは
客観的な症状評価についても、医療者は
慣れることが重要です。
・精神症状に関しては、認知症の人は身体的
問題から容易にせん妄を併発します。
⑷専門的な緩和ケアの
アクセスを確保する
・患者さん・ご家族の抱える苦痛が適切に拾い
上げられ、専門的な支援が提供されるため
には、苦痛の対応方法が、院内の医療従事者
に共通に認識されることが重要です。
・一般病院の場で専門的な緩和ケアを提供する
仕組みに緩和ケアチームがあります。
・緩和ケアチームは、それぞれの職種の専門性
を活かし、複雑な課題に対して包括的な
アセスメントとケアを提供することを役割と
しています。
・認知症の人への支援の場合、
一般病院では緩和ケアチームのほかに
認知症ケアチーム、精神的コンサルテー
ションチームなどが関わります。
⑸相談支援の窓口を確保する
・患者さん・ご家族の相談の最初のハードルは
相談しようにもどのように相談をすれば
いいかわからない、という点です。
・病院の中に、「とりあえずここに行けば
つないてもらえる」というワンステップの
対応窓口を確保します。
⑹切れ目のない地域連携体制
を構築する
・認知症の人の身体治療での課題は、
入院・退院でケアを断絶が生じることです。
・特に退院支援においては再入院を防ぐこと
が最大の課題となります。
・そのためにも地域連携の充実をはかり、
院内のケアの提供者と地域の提供者の顔が
つながることが重要です。
⑺地域包括ケア病棟の活用
・急性期を経過し、症状が安定した患者さん
では、在宅や介護施設等在宅への移行に
向けた支援として地域包括ケア病棟を
活用することもできます。
参考資料
私にも勉強になりありがたいです。








