


⑴主な認知機能障害と対応
❶記憶障害
・記憶障害には、短期記憶障害と長期記憶障害
があります。
・短期記憶障害は、直前の出来事(新しいこと)
を覚えられなくなります。
認知症の人の物忘れがよく指摘されますが
これが短期記憶障害に当たります。
・長期記憶障害は、数分〜数ヵ月単位の近い
過去や年単位で蓄積された記憶に障害が
生じます。
・認知症の人が繰り返し同じ話をするのは
記憶障害により自分が言ったことを忘れて
しまうからです。
・一方、繰り返し同じことを聞くのは、
障害により忘れている場合もありますが、
忘れてしまうという不安感が原因の場合も
あります。
・また、話や体験を覚えていなくても、
つじつまを合わせようとして作話をすること
があります。
・それは自分の記憶の障害があるのを認識し、
なんとかしようとご本人なりに対応している
行為です。
こういった認知症の人の行動の意味を理解
することは重要です。
❷見当識障害
・見当識とは、現在の年月や時刻、自分が
どこに居るかなど基本的な状況把握のこと
です。
・見当識障害では、自分が今、置かれている
状況(これらの情報)がわからなくなります。
❸実行機能障害
・例えば、尿意を感じてもトイレの場所や
手順がわからなくなるなど、本来できていた
行為ができなくなります。
・具体的には、①計画を立てる、②計画を
実行して目的を達成する、③効率よく行う
などの手続きがとれなくなるのです。
また、何事をするにもおっくうになり、
動作が緩慢になります。
❹理解力・判断力の障害
・「考えるのに時間がかかる」「同時に2つ
以上の物事を考えられない」「次々に展開
していく話についていけない」「援助が必要
であってもご本人がそれを判断できず助けを
求めることができない」などがあります。
❺注意力の障害
・周囲の人の声や動作に気をとられ、
会話や食事に集中できません。
・転倒・転落などの危険も予測できなくなる
ため、注意が必要です。
参考資料
私にも勉強になりありがたいです。








