


・認知症の進行によってコミュニケーション
能力も変化します。
・ただ、本来のコミュニケーション能力や
判断力などが影響している場合があり、
すべての認知症の人が同じ経過をたどるわけ
ではありません。
・また、脳血管性認知症では失語が、
前頭側頭葉変性症では言語障害が表れ、
初期から言語的コミュニケーションが困難に
なるなど、原疾患によっても異なります。
・軽度から中等度の認知症の人では、
言葉がすぐに出てこず、「あれ」「それ」
など代名詞が増えます。
・何度も同じ話を繰り返すのもこの時期の特徴
です。
・そのため、ご本人の言葉をさえぎらずに、
その前後の出来事や生活から、ご本人が
伝えようとしていることを推察して、言葉を
補いながら話を聞くことが大切です。
・中等度から重度の認知症の人になると
りゅうちょうな会話ができなくなり、
自発的に会話をする頻度も低下し、
コミュニケーションの機会が減少していき
ます。
・そのため、身体の状況をみながら、
ご本人の話しやすい環境を整え、話したい
であろう内容を想像し、積極的にコミュニ
ケーションをとっていくことが必要となり
ます。
❷老化の影響
・人は老化によって感覚機能(視覚・聴覚など)
が低下します。
・認知症の人のコミュニケーション能力を
アセスメントする際はこれを考慮し対応
していくことが大切です。
・視力の低下においては、視力・色彩・明暗
の感覚の低下や、視野狭窄、白内障などが
起こり、見えにくく見間違うようになり
ます。
・これらは、相手の表情の見えにくさに
つながり、コミュニケーションをとりにくく
します。
・聴覚に関しては、高音域の聴力と言葉が
聞き取りにくい、聞き間違えることが増え
自らコミュニケーションをあきらめる
ようになります。
❸環境の影響
・人は、慣れた場所で慣れた人と話すのと、
そうでない場合でそうでない人と話すのでは
心理的に大きな違いがあります。
それは認知症の人も同様です。
・また、認知症の人は、周囲の動きや音が
気になって集中力が続かないという特徴が
あります。
・大切な話をする際は、安心感を得られ話に
集中できるように環境を整備します。
・話す人の声のトーンや態度、言語なども
認知症の人の感情や集中力に影響します。
・丁寧な言葉遣いでも、顔を見ない、早口
子ども扱いするといった態度だと認知症の人
は不快感をおぼえ、コミュニケーションを
とる姿勢になれません。
・ケア提供者は、自身の態度、言葉遣いなど
に気をつけます。
参考資料
私にも勉強になりありがたいです。




