終末期ケア(1050)-2 "身体症状:その他の症状 浮腫②" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
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⭐️緩和ケアの基礎知識

イチョウ症状別・緩和ケアの実践
  
 身体症状:その他の症状
  浮腫②

花束浮腫のアセスメントでは「全身性か局所性
 か」「圧痕が残るかどうか」を見きわめる。

花束浮腫のある部位の皮膚は脆弱化(弱くなって
 いる)しているため、スキンケアや褥瘡予防
 が重要となる。

花束全身性浮腫では薬剤投与や輸液量の調整、
 局所性(四肢)浮腫では圧迫療法が検討
 される。



❷標準的なケア

⑴体位の工夫

四肢に浮腫がある患者さんの場合、
 苦痛がない程度に、四肢を心臓より高く
 挙上(10cm程度の挙上で効果かあると
 されています)します。

・自力で体位変換できない患者さんの場合は
 クッションなどを用いて安楽な体位に調整
 します。








⑵スキンケア

皮膚への刺激が少ない、弱酸性の洗浄剤
 用いて清潔を保ちます。

・保湿ローションは、毎日塗布します。

褥瘡(床ずれ)の予防ケアに努めます。



⑶マッサージ

・マッサージにより、一時的に倦怠感や重さの
 軽減、リラクゼーション効果が得られること
 があります。

・病態によって禁忌の場合もあるので、
 医師に相談しましょう。


メモここに注意!
 マッサージが禁忌の場合
 ・患者さんが望まない
 ・深部静脈血栓症
 ・倦怠感が強い
 ・局所の炎症所見
 ・出血傾向
 ・心不全、心房細動、心性浮腫
 ・局所の皮膚損傷や湿疹








❸実践的なケア

浮腫に伴う症状緩和、浮腫の悪化の予防、 
 皮膚障害や褥瘡(床ずれ)などの二次障害の
 予防を目的としたケアを行うことが重要
 です。














・ただし、弾性包帯による圧迫やマッサージ、

 四肢の挙上を苦痛に感じる患者さんも

 います。


・無理に行うのではなく、間隔やタイミング

 を患者さんと相談しながら行いましょう。










参考資料

  緩和ケア               
   はじめの一歩
     著者 林 ゑり子
            照林社
     

   
    次回は、
    緩和ケアの基礎知識

     症状別・緩和ケアの実践
      身体症状:その他の症状
          褥瘡(床ずれ)①"
                          
                   について

          
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