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⭐️緩和ケアの基礎知識
❶ 緩和ケア臨床での
重要トピックス
エンゼルケア前後のかかわり
・亡くなったあとは、
ご家族が十分に患者さんとお別れができる
ように、ベッド柵を除ける、周囲の医療機器
を除けて環境を整えます。
・エンゼルケアには、ご家族に確認して
一緒にしていただくようにしますが、
ご家族は達成感を得られる一方で、治療の
跡や痩せた身体をみてつらさを感じられる
場合もあります。
・ご家族の様子を十分に観察して、
ケアの実施中・終了後も、ご家族の心情に
配慮した対応が必要となります。
・エンゼルケア中も、生前と同じように
患者さんに声をかけ、身体の露出を最小限
にして、ていねいにケアを行います。
・ご家族も一緒にケアを行う場合、
患者さんとの思い出を話したり、
元気なころの話を聞かせてもらったり
しながら患者さんとご家族をねぎらい、
温かな雰囲気づくりを心がけます。
❷グリーフケア
「正常な反応」である。
悲嘆が強く長期化し、日常生活に支障を
きたす場合は専門家へのコンサルテーション
が必要である。
健康的に生きられるようにするために、
グリーフケアが重要である。
バーンアウト(燃え尽き症候群)などに
つながる危険がある。
❸悲嘆(グリーフ)とは
・悲嘆とは、人や物だけでなく、住まいや仕事
地位など、さまざまな喪失によって起こる
心身の反応です。
・人の一生は、喪失の連続です。
なかでも、大切な人との死別は、より重大な
喪失体験の1つといえます。
・大切な人を亡くした後の正常な反応表1に
示します。
表1
・悲嘆は、喪失体験をした人すべてに生じる
正常な反応です。
・しかし、強い悲嘆が半年以上続き、
日常生活に支障をきたす場合は、複雑性悲嘆
として、より専門的なサポートが必要となり
ます。
あわせて知りたい!
死別後の反応は人によって異なり、
経過とともに変化していきます。
段階的に軽減するわけではなく、
揺れ動くものなのです。
ここに注意!
死別による深い悲嘆によって、
体調を崩したり、非健康的な行動
(ひきこもり、自殺企図、過度の飲酒や
喫煙など)が増えたりする人もいます。
❹遺族へのグリーフケア
・グリーフケアは、遺族が喪失による悲しみ
とうまくつき合いながら、その人なりの
日常生活に戻っていくサポートをすること
です。
・グリーフケアの対象は、ご家族や親族だけ
ではありません。
・亡くなった患者さんと何らかのつながり、
かかわりがあり、故人を大切に思っている
人たちは、すべてグリーフケアの対象に
なります。
・遺された人が人生の再出発をできるように
支援することは、後に残る人が健康的に
生きていくためにも重要なケアです。
・つまり、グリーフケアは、
「遺族が心理的・社会的に孤立しないように
すること」
「遺族が大切な人の死を受け入れ、故人の
いない生活に適応すること」
「死別後の"生"を支え、ご家族が"物語の
続き"をつづる力を支えること」を
目的に行います。
参考資料
緩和ケア
はじめの一歩
著者 林 ゑり子
照林社
次回は、
緩和ケアの基礎知識
緩和ケア:理解のポイント
"緩和ケア臨床での重要トピックス
看取り
グリーフケア②
グリーフケアの実践"
について
一緒に勉強しましょう 
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私にも勉強になりありがたいです。






