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⭐️緩和ケアの基礎知識
❶緩和ケアとは
(がんなど)と診断されたときから途切れなく
提供されるものです。
求められるケアの形は徐々に変わって
きます。
患者さんとそのご家族が自分らしく過ごせる
ように支援しなければなりません。
・緩和ケアは、生命を脅かす病と診断
された患者さんとそのご家族に、
診断がついたときから提供される。
・緩和ケアは、患者さんとそのご家族が
生活されている「どのような場所」でも
行える。
・患者さんとそのご家族の話を真摯に聴き
価値観を尊重することが、緩和ケアの
第一歩である。
❷緩和ケアとは何か
・緩和ケアは、WHO(世界保健機関)によって
定義づけられています。
・ポイントとなるのは「生命を脅かす病に関連
する問題に直面している患者さんとその
ご家族のQOLを、痛みやその他の身体的・
心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に
見出して、的確に評価を行い、対応すること
で苦痛を予防し、やわらげることを通して
向上させるアプローチであること」です。
❸緩和ケアは
「誰に対して」行うか
ケアの対象
・従来の定義では、がん治療が望めなくなった
患者さんだけが緩和ケアの対象と考えられて
いました。
・しかし、現在、緩和ケアは「がんの治療が
終わってから」ではなく「がんの治療と並行
して」行われるようになりました。
・そのため、病状の進行に伴って、
がん治療と緩和ケアの重点やバランスが移動
します。
・また、緩和ケアは、患者さんだけでなく
ご家族も対象として行われます。
患者さんが亡くなった後も、遺族ケアは
続くのです。
ととらえる
するものではない
生きられるように支援する体制を提供する
対処していけるように支援する体制を提供
する
チームアプローチを活用し、必要に応じて
死別後のカウンセリングも行う
影響を及ぼす可能性がある
などの生存期間の延長を意図して行われる
治療と組み合わせて適応でき、つらい合併症
をよりよく理解し対処するための精査も含む
❹がん以外の疾患も
ケアの対象
・緩和ケアの対象は、がんだけではありま
せん。
・2016年に改正された「がん対策基本法」に
おいて、緩和ケアは「がん・その他の特定の
疾病に罹患した者にかかわる身体的もしくは
精神的な苦痛または社会生活上の不安を
緩和することにより、その療養生活の質の
維持向上を図ることを主たる目的とする
治療、看護その他の行為」と示されて
います。
・現在は、非がん疾患の患者さんへの緩和ケア
の重要性も高まっています。
慢性心不全
呼吸器疾患(COPDなど)
終末期の腎不全
HIV/AIDS
神経難病
認知症 など
❺緩和ケアは
「どこで」「誰が」行うか
・緩和ケアは、専門家が行うケアではなく、
全ての医療者が行うことのできるケアです。
・特定の場所(緩和ケア病棟など)だけで
行われるわけではないのです。
・つまり、生命を脅かす疾患に罹患し、
問題に直面している患者さんとそのご家族
が生活する場所=緩和ケアを提供する場所
です。
・一般病棟、緩和ケア病棟、在宅、介護施設
など、どこでも、緩和ケアを提供すること
は可能なのです。
❻「QOLを高める
アプローチ」とは
・患者さんとご家族は、診断されたときから
死を意識し、人生で大切にしてきたことが
脅かされる経験をしています。
・多くの場合、QOLは人生の質と訳されますが
「Life」という言葉には、生命・生涯・生活
・生命力などといった意味が含まれます。
・患者さんとご家族には、病気によって
さまざまなつらさが生じ、日常生活が変化
していきます。
・しかし、患者さんとご家族が大切にしている
もの、ゆずれないものを一緒に探していく
ことで、つらい状況のなかでも「生きる」
希望を見いだすことができます。
・病状が進行すると、患者さんが自立して
できることが減り、選択肢は限られます。
・そのようななかでも、患者さんとご家族の
価値観を尊重し、大切にしているものを
一緒に探すことが重要なのです。
参考資料
緩和ケア
はじめの一歩
著者 林 ゑり子
照林社
次回は、
緩和ケアの基礎知識
緩和ケア:理解のポイント
"全人的苦悩"
について
一緒に勉強しましょう 
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私にも勉強になりありがたいです。



