


❷看取りを迎えるまでの
援助のあり方
・看取りを迎えるまで、いかによりよく
過ごすことができるかが重要となります。
・そのために、ご本人とご家族、そして
医療者がいかに目標に向かって取り組む
ことができたか、そのプロセスも重要に
なってきます。
・病状の変化に伴い次々に出現する苦痛症状の
緩和の評価はもちろんのこと、身体的な変化
によるご本人の気持ちの変化を読み取ったり
あるいは経済的な心配に対してアセスメント
をしたりといった支援も必要になる場合も
あります。
・ご家族も、病状の変化にとまどい、
無力さを感じ、どうしたらよいのかわからず
途方に暮れていることがあります。
・そのためにひとつひとつのの関わりを
丁寧にアセスメントしてケアの再評価を
繰り返し、最期の瞬間まで苦痛なく穏やかに
過ごすことができるように援助することが
大切です。
・限られた時間しかない患者さんにとっての
1日は非常に貴重な時間です。
・今日できることが明日にはできなくなって
しまうかもしれません。
・そのため、その日1日の大切さを改めて
考える必要があるでしょう。
・残された時間が限られていることに加え、
全身状態が悪化して薬物の影響を受けやすく
慎重な治療が必要なこともあり、専門的な
知識を総動員して痛みの緩和に取り組まなく
てはなりません。
諦めずに苦痛緩和の
方法を探し続ける
・ただ「痛がっている」という評価ではなく、
部位や痛みの性質、鎮痛薬使用後の反応、
日常生活で妨げられていることなどを細かく
観察して、主治医に対して報告と提案を
繰り返し行っていきます。
・自分たちが持っている知識には限界がある
ということを認めて、専門的な知識を持って
いる他職種(例えば薬剤師など)に頼ることも
必要です。
・看護師は患者さんの苦痛を緩和する責任を
担っているということを自覚し、看護師と
しての役割を放棄することなく、行動し続け
て状況を変えていく必要があります。




