終末期ケア(915)-2 "呼吸困難を起こす主な疾患 肺がん" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ投稿がうまくできないので、

    2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️高齢者の体の変化を知る

①呼吸困難を起こす主な疾患

❶肺がん

・肺がんは、気管支や肺胞の細胞が何らかの
 原因でがん化したものです。進行すると、
 がん細胞は周りの組織を壊しながら増殖し、
 血液やリンパ液の流れにのって転移する
 こともあります。

転移しやすい場所はリンパ節、反対側の肺、
 骨、脳、肝臓、副腎です。




喫煙は肺がんの危険因子の1つです。
 喫煙者は非喫煙者と比べて男性で4.4倍、
 女性では2.8倍肺がんになりやすく、喫煙を
 始めた年齢が若く、喫煙量が多いほどその
 リスクが高くなります。

受動喫煙(周囲に流れるたばこの煙を吸う
 こと)も肺がんのリスクを2〜3割程度高め
 ます。










❷症状


・「この症状があれば必ず肺がん」という

 症状はありません。


症状がないうちに進行していることもあり

 ます。


咳や痰、痰に血が混じる、発熱、息苦しさ、

 動悸、胸痛などがあげられますが、いずれも

 肺がん以外の呼吸器の病気にもみられる

 症状です。


高齢者の肺がんは一般に遠隔転移が少なく

 喀痰細胞診による検出が早期には困難な

 タイプもあるので、発見した時点で手遅れ

 となることも少なくありません。


・複数の症状がみられたり、長引いたりして

 気になった場合は、早めに医療機関を受診

 しましょう。






❸治療


・肺がんの治療は、「手術」・「放射線治療」

 ・「薬物療法」に大別されます。新規薬剤の

 開発にともない、「薬物療法」には細胞障害

 性抗がん剤のほか、分子標的治療薬や免疫

 療法などが含まれるようになっています。


肺がんの治療方針は病期(ステージ)に

 基づき決定されます。

 逆に言えば、治療方針の決定においては

 正確な病期診断が重要になります。


肺がんの病期別治療





❹看護・介護上の留意点


・まず確定診断のために受診します。

・その後は全身状態の程度とご本人の
 受け入れ方によって違いはありますが
 積極的治療を好まない人に対しては、
 ご家族とよく相談して、ホスピスの
 ような施設を考えることもひとつの
 選択です。





参考資料

 高齢者の体の変化を知る

 これでなっとく介護の医学

        キャドウェーブ

 

         

         

   次回は、

     高齢者の体の変化を知る
       "腹部 消化器系の変化
      
               について
          
                        一緒にお勉強しましょう ニコニコ


 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私にも勉強になりありがたいです。