終末期ケア(914)-2 "呼吸困難を起こす主な疾患 肺結核" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。




うさぎ投稿がうまくできないので、

    2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️高齢者の体の変化を知る

①呼吸困難を起こす主な疾患

❶肺結核

・肺結核とは、結核菌に感染することによって
 発症する肺の感染症のことです。

・肺結核の主症状は長引く咳や痰などですが、
 なかには倦怠感が少しある程度であることも
 あるため、結核と気づくことなく診断が
 遅れてしまうこともあります。

・診断が遅れるのは新規結核発症者のうち
 20%ほど、さらに30~59歳の肺結核患者
 さんに限定すると40%近くにのぼることが
 報告されています。

・この間、結核菌が周囲へ散布されてしまい
 感染が拡大する恐れもあります。

肺結核は空気中に存在する結核菌を吸い込む
 などして、体内に取り込まれます。

・乳幼児の初感染では、結核菌に感染すると
 すぐに発症することがあり、粟粒結核や
 結核性髄膜炎として発症します。








❷症状

・肺結核では、2週間以上持続する咳
 出ます。

・ほかにも、体重が減る、だるさが続く、
 血の混じった痰が出る、寝汗がひどい、
 発熱が続く、などの症状が出るケースも
 あります。

・ただし高齢者など一部の方では症状が
 はっきりしないこともあり、何となく
 だるい、少し咳が長引く程度のことも
 あります。

・この場合では診断が遅れることも多く、
 周囲に感染を拡大させる可能性が高まる
 ため、注意が必要とされています。








❸治療


・全身状態を保つための安静、栄養補給は

 もちろんのこと、抗結核薬2〜3種類による 

 併用療法を行います。


・初回治療の場合は、1年間は継続する必要が

 あります。


・また喀痰のなかに結核菌が検出されれば

 結核病棟をもつ専門病院への入院が必要

 です。







❹看護・介護上の留意点






・過去の病歴をよく聞いて、疑わしい
 症状があれば医師の診察を受けたほうが
 いいでしょう。

・抗結核薬の副作用として、
 視力障害、聴力障害、胃腸障害などが
 あるため各症状の変化に気をつけます。
 






参考資料

 高齢者の体の変化を知る

 これでなっとく介護の医学

        キャドウェーブ

 

         

         

   次回は、

     高齢者の体の変化を知る
     "呼吸困難を起こす主な疾患
               肺がん"
      
               について
          
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