終末期ケア(860)-2 "「その時」までに準備しておきたいこと 最期の衣装を選んでいただく" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ投稿がうまくできないので、
    2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️自然死の看取りケア

1)看取りケアの進め方

①「その時」までに
   準備しておきたいこと

◉最期の衣装を
    選んでいただく

最期に着ていただく衣装を選ぶことは、
 ご家族でなければできないことの一つです。

・元気なころに着ておられた衣類を手に取ると
 ご家族はその服を着て過ごされたご本人の
 ことを思い出されるそうです。

・「衣装の整理をしていたら、いっぱい思い出
  が浮かんできて涙が出ました」と
 おっしゃるご家族もおられます。

ご家族にとって衣装選びは、徐々に気持ちの
 準備をされる大切な時間になると思います。

クローバー私の経験でも、「まだ一度も袖を通したこと
 のない着物があります」と着物を一式持って
 こられたこともあります。
 奇術を趣味でやっていたということでその
 衣装を持ってこられたご家族もいました。
 ご本人には、スタッフとご家族とで衣装を
 身にまとってもらうのですが、かつて元気
 だったころの姿が再現され、ご家族の想いと
 思い出がそこにありました。

・その人らしさがあふれる人生をご家族が
 懐かしまれ、スタッフにエピソードを語って
 くださることもあります。

看取りを終えた直後の緊張が緩み、和やかな
 雰囲気になる時間です。

・和服の方には、足袋や履物も忘れないで
 ください。
 洋装の方には、ストッキング、靴、アクセ
 サリーがあると、すっかり支度が完成
 します。



◉知りたくても聞けない

     葬儀の心づもり


・「その時」の後はどうすればよいか、

 聞きづらく思っているご家族もいらっしゃい

 ます。


・葬儀社の選定、葬儀とその費用のこと、

 葬祭場のことなど、なかなか話題にしづらい

 ものです。


・ご家族との関係ができているなか、

 「その後の準備のことでご心配なことが

  あればご相談ください」と、それとなく

 伝えておくことも大切です。


・たとえば、ご本人が冠婚葬祭の互助会に

 入っていることを、ご家族が忘れていらっし

 ゃることもあります。


気持ちが落ち着いているときにお話をして

 おくと、互助会に事前の連絡をすることも

 できます。


・そうした心配は、早いうちになるべく解消

 して差し上げ、ご本人を看取ることに心を

 傾けていただくように支援することも大切

 です。


・ご本人が入っている互助会はないか

・亡くなられたあと、ご本人をお連れする
 ところは決まっているか

・葬儀社のご紹介など、施設・病院からの
 情報提供は必要か

・前もって葬儀社との打ち合わせの希望が
 あるか






参考資料

 はじめてでも怖くない

 自然死の看取りケア

         川上嘉明著 

          メディカ出版


  

   次回は、

     はじめてでも怖くない
        自然死の看取りケア
    "看取りケアの進め方
      命の終わりが近づいたら
       水分が摂れなくなったら
           「その時」は近い"
        
           
               について
          
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