終末期ケア(795)-2 "臀部にできた創傷は褥瘡だけでなく「失禁関連皮膚炎」を疑う | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。




うさぎ投稿がうまくできないので、

    2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ



⭐️今はこうする!
   高齢患者のケア
 (高齢者看護で必要なこと)

1)臀部にできた創傷は、
 褥瘡だけでなく
 「失禁関連皮膚炎」を疑う

・臀部にできた創傷は褥瘡ではない場合があり
 失禁関連皮膚炎の可能性があります。

尿または便(あるいは両方)が皮膚に接触
 することにより生じる皮膚炎です。



IAD(失禁関連皮膚炎)





・褥瘡は、骨突出部が好発部位である一方、

 失禁関連皮膚炎は、便や尿が付着するすべて

 の範囲で発生します。



失禁関連皮膚炎の発生部位





・臀部の創傷は、褥瘡でない可能性があること

 を念頭に置き、発生要因や発生部位を

 アセスメントして、臀部の創傷が褥瘡か

 失禁関連皮膚炎かを判断して、ケアを選択

 する必要があります。


・失禁関連皮膚炎は、排泄物が皮膚と接触する

 ことで発生するため、排泄物を皮膚と接触

 させないための予防的スキンケアが大切

 です。


・予防的スキンケアとは、

 脆弱な皮膚を理解して、低下した生理機能

 を補い、健常な皮膚を保つことです。






❶高齢者には、

  スキンケアの支援が必要






・高齢者は老化により、新陳代謝の低下、

 皮脂分泌低下、皮膚の乾燥により角質が

 はがれやすくなるため、スキンケアが必要

 です。





・スキンケアは、洗浄、保湿、保護の3つで

 構成されています。


スキンケア物品の一例




・特に、高齢の男性は、保湿剤を塗布する習慣

 がなく、保湿剤による皮膚のべたつきを

 気にされる人がいます。


・保湿剤を使用するタイミングや保湿剤の種類

 を工夫してみましょう。



オムツ使用時やってはいけないこと(皮膚トラブルを防ぐ)








参考資料

最新の根拠にもとずく
 今はこうする!
  高齢患者のケア
       戸島郁子編著
           照林社

 
   次回は、

     今はこうする!
      高齢者患者のケア
      今おさえたい「看護技術」
      高齢者看護で必要なこと
   "高齢者では、
    「動かさないことで生じる痛み」
                                                 も多い"
                                      
    
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