終末期ケア(774)-2 "看護師のケアで、せん妄は最小限にすることができる" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。





うさぎ投稿がうまくできないので、

    2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ



⭐️今はこうする!
   高齢患者のケア
  (「疾患・症状」をみる)

1)看護師のケアで、せん妄は
  最小限にすることができる




❶せん妄予防につなげる
     ケアを実践したい

せん妄のリスク因子



・せん妄を予防するには、せん妄の発症に
 つながる因子や誘発因子を除去・軽減する
 ことです。

・直接因子に対しては、医師や薬剤師と連携
 して疾患の治療や薬剤の調整を行うとともに
 基本的ニーズを充足する看護ケアを行い
 ます。

※基本的ニーズとは、
本人が欲求するしないにかかわらず、 
人が人として生きるために最低限必要だと
考えられるものごとを、 基本的ニーズと
言います。
たとえば、十分な食糧、安全な水、雨風を
しのげる住居、 健康を保障する医療、基礎教育
雇用機会などなど。 日本では基本的人権として
保障されているものがだいたいこれに当たり
ます。




❷丁寧かつ安心感の伝わる
      日常ケアが大切

・誘発因子として考えられる心身の苦痛を
 取り除き、快適に過ごせるよう環境を調整
 するとともに、発症予防につなげるケアに
 努めます。

・直接因子への介入はもちろんですが、
 看護師自身が環境の一部であることを認識
 して、言動の影響を考え対応することが重要
 です。

・ご本人の安心感(いかに心地よいと感じて
 もらえるか)を常に考え、「自ら挨拶をする」
 「今の時間や状況(朝・昼・夕)を伝える」
 「何度でも丁寧に説明する」「感覚機能を
 アセスメントして、その方に合った話し方、
 聞き方をする」など、特別なことではなく
 当たり前のこと、つまり"日常のケアを
 どれだけ丁寧に行えるか"が、せん妄ケアの
 カギだと考えます。

日ごろからご本人の生活に目を向け、
 スタッフとともに実践しています。
















参考資料

最新の根拠にもとずく
 今はこうする!
  高齢患者のケア
       戸島郁子編著
           照林社

 
   次回は、

     今はこうする!
      高齢者患者のケア
      疾患と症状をみる
    "せん妄は
      遷延させないことが大切
                                      
    
              について
          
                                         
     一緒にお勉強しましょう ニコニコ