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⭐️終末期に起こることを知る
1)脱水・低栄養は悪なのか
・急性の脱水には、輸液は必要かつ効果的
です。
・しかし、終末期以降の大量の輸液は患者さん
には悪影響でしかありません。
・がんの末期における高カロリー輸液も同様
です。
・高齢者やがんの末期では、弱った身体への
輸液そのものが、むくみや腹水、胸水や
がんの増大といった苦痛につながります。
・輸液の悪影響で身体中に余分な水をため込み
管につながれながら亡くなっていく病院に
おける死、これこそが輸液による
「溺れ死に」です。
・高齢者は、むしろ少し脱水気味がいいといわ
れています。
そうすることにより、終末期の身体は、
「自然な省エネモード」に変化していき
ます。
・高齢者の身体状態は、
例えるならば「干し柿」なのです。
干し柿が長持ちするように、高齢者の身体
も徐々に水分を減らしながらゆっくりと生き
延びていこうとしています。
・脱水や低栄養は、高齢者の日常の姿といって
いいでしょう。
Point
・終末期以降の脱水、低栄養は悪いことでは
なく自然なことです。
・輸液のいき過ぎは「溺れ死に」につながり
ます。
平穏死とは、
「枯れるような」最期