終末期ケア(676)ー2 "自然衰弱期に予測される身体の生理的変化を説明する" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。




うさぎ投稿がうまくできないので、
    2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ



⭐️納得がいく
   在宅終末期ケア
       実践のために 

1)自然衰弱期に予測される
  身体の生理的変化を
         説明する

・身体の生理的変化が起こる
 時期のポイントとして、
「衰弱し始めている時の変化」
「死の直前の変化」の2つが
 あります。

・自然衰弱期には、
 食事と水分の摂取量が低下
 します。





❶説明する理由と時期


・小さな変化でご家族が動揺したり、

 慌てて救急車を呼んだりしてしまうことが

 あります。


死に至る自然な症状を、ご家族が知らない

 ために、ご本人の「変化」を「苦痛」として

 しまうことがあります。


・この時期になって、「苦しそうだから」と

 入院させてしまうことは、それまでの看護

 介護の苦労を無に帰すことに相当します。


・何よりも、ご本人の意思を尊重できなくなり

 往々にして結局はご家族も後悔することに

 なるのです。


・そのような事態を避けるためにも、

 死が間近に迫ると徐々に身体機能が失われ

 衰弱が始まるということを理解しないと

 いけません。



❷"余計な不安"を

  与えないよう説明の前に

       アセスメントを


・説明をすることがかえって不安要因となり、

 パニックを起こすご家族がおられます。


・まずはアセスメントを行い、その結果に

 よっては説明しないほうがよい場合もあり

 ます。


・説明をするすべての症状が起こるとは限り

 ません。


大切なことは、起こる症状はいずれも特別な

 ものではなく、死に至る身体の自然な経過で

 あることを、ご家族にわかってもらうこと

 です。



❸食事および水分の

 摂取量低下について説明する


・死が近づいて衰弱し始めているときの

 変化の1つに、食事や水分の摂取量の低下

 があります。


・そうした食べられなくなってくること

 過度に不安を抱くご家族がおられますが

 それは自然な姿だということを伝えて、

 衰弱期の食事ケアをどのようにすればよい

 のかを具体的に示して、ご家族のケアを

 サポートします。



❹点滴をするかしないかの

   判断について支援する


・食べられなくなる、水分が摂れなくなって

 きたときに、ご本人・ご家族が点滴をするか

 どうかで悩むときがあります。


点滴をするかしないかの判断をご家族が

 迫られていたら、看護師は、メリット・デメ

 リットを整理して情報を提供し、ご本人・

 ご家族が少しでも判断しやすいようにする

 という支援が大切です。


・それでも判断は難しく、ご本人の意思と

 ご家族の意向を基本として、主治医とともに

 看護師なりの判断も用意しておきます。


・しかし、判断するのは、あくまでご本人・

 ご家族です。


・そして、指示するのは主治医です。

 看護師は全体をみながら判断しておきます。







在宅での看取りのケア
 家族支援を中心に
      日本看護協会出版会


 次回は、
   在宅での看取りのケア
    ー家族支援を中心にー
   "24時間以内の死(危篤状態)が
           予測される場合"
     
              について
          
                                         
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 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私にも勉強になりありがたいです。