終末期ケア(660)ー2 "退院時(移行期)の連携・看護" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



はなちゃんは、お留守番です爆笑


うさぎ投稿がうまくできないので、
    2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


⭐️納得がいく
   在宅終末期ケア
       実践のために 

1)退院(移行期)の連携・看護
  家族の不安を取り除くために-

❶主治医の変更

・退院後、しばらくの間は通院できたとしても
 いずれは通院できなくなります。

・また、最終的には居宅で看取りもしてもらわ 
 ないといけません。

・そのために、定期的あるいは必要なときに
 訪問診療・往診をしてくれる医師を確保して
 おくことは、在宅終末期ケアの前提条件の
 ひとつになります。

・しかし、主治医を変えることは、
 ご本人・ご家族にとって勇気のいることでも
 あります。

クローバーこれまでよくしてくれた医師に申し訳ない
クローバー病院と縁が切れてしまうようで不安
クローバー必要なときに(何かあったときに)入院
 できないのではないか

・ご本人・ご家族が主治医をすぐに変更する
 ことに不安をもっているようなら、「一定
 期間が過ぎたら地域の主治医に変更すれば
 いい」と提案することも考えます。


❷主治医の選定

・退院時にご本人の症状が落ち着いている 
 とは限りません。

・また、さまざまな医療器具を装着した状態
 ということも少なくありません。

・終末期を家で過ごす場合、地域の主治医
 には、特に次のような条件が求められます。

クローバー夜間休日の対応をしてくれること
クローバー必要時訪問診療・往診をしてくれること
クローバー麻薬などを使用した緩和ケア・治療が
 可能なこと
クローバー医療器具などの対応ができること
クローバー終末期ケアを理解し、治療中心ではなく
 ご本人・ご家族の意向に沿った関わりを
 してくれること

・訪問看護師は、以上のような条件を満たす
 主治医を日頃の地域の中で連携を基に探し
 ておくこと、医師がそうした地域の需要に
 応えてくれるよう働きかけていくことが
 大切です。

・現時点では、在宅ホスピスケアをめざし
 訪問診療を積極的に行う診療所は少なく
 医師を探すことが困難な現状にあります。

・そのためには、地域の医師会などと
 在宅終末期ケアのシステム作りを進めて
 おくことも重要です。



❸看護師同士の連携

・病棟看護師と訪問看護師の連携も欠かせ
 ません。

・入院中にどういう症状があってどう対応
 してきたのか、ご本人やご家族は終末期
 ということについてどう理解しているのか、
 どういう説明がされているかなどの情報を
 収集し、在宅での療養に活かします。

・医療器具などを装着したままの退院の場合
 は、その取り扱い方法・ご家族への指導内容
 必要物品や衛生材料の手入れ方法なとも
 打ち合わせをする必要があります。




❹本人・家族の不安への対応

・入院中は医師や看護師に一任していれば
 よかったのですが、在宅療養となると、
 ご本人・ご家族がかなりのことを対応しな
 ければなりません。

・症状の見方・対応の仕方、困ったときは
 どこに頼ればいいのか、緊急時にはどのよう
 にすればいいのかなど、不安だらけです。

退院後も主治医や訪問看護師、その他の
 スタッフが一緒に支えていくこと、緊急対応
 をきちんとすることなどを伝えておき、安心
 して退院できるよう配慮、支援します。
 




参考資料

在宅での看取りのケア
 家族支援を中心に
      日本看護協会出版会



 次回は、
   在宅での看取りのケア
    ー家族支援を中心にー
    "安定期のケアのポイント❶
     
              について
          
                                         
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