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⭐️終末期後期のケア
1)不要な薬や処置は中止、
家族にも心の準備をしてもらう
呼吸や意識、皮膚などに典型的な変化が
認められます。
最期をおだやかに過ごせるように配慮
しましょう。
①呼吸困難、気道分泌などの
変化から看取りに向けた
準備を
・予後数日になると、死の徴候が出てきます。
・たとえば呼吸では、1回換気量の増減と
無呼吸をくり返す「チェーンストークス
呼吸」、下顎を上下させる「下顎呼吸」、
咽頭からゴロゴロと音がする「死前喘鳴」
が生じます。
・意識も混濁しやすくなり、不明瞭な発言も
みられることがあります。
・皮膚にはチアノーゼ(皮膚の色や爪の色が
悪くなること)が生じて、手足は徐々に
冷たくなっていきます。
・こうした徴候が見られたら看取りの時期と
考えます。
②痛みなどのつらい症状は
持続皮下注射で最期までケア
・この時期のケアで何より重要なことは、
ご本人がおだやかに過ごせる
ことです。
・抗菌薬や慢性疾患の治療薬などは、
もう必要ありません。
・輸液を継続している場合も、基本的には
中止して、チューブ類を極力減らします。
・体位変換など、ご本人がつらく感じるよう
なら回数を減らすようにします。
・ただし、痛みがありつらいときは、
痛み止めの持続皮下注入は安楽のために
不可欠です。
・これまでどおりに継続して、苦痛のない
時間を過ごせるようにします。
2)おだやかに過ごせるよう、
やめられる治療やケアはやめる
医療処置はできるだけ簡素化します。
□予防的薬剤や抗菌薬が
使われていないか?
・終末期後期では、予防的薬剤や抗菌薬投与
の効果は限定的で勧められません。
・ただし、インスリン投与は必要なら減量
して継続します。
□ドレーンの抜去は?
・不要なチューブ類は抜去して、楽に過ごせる
ようにします。
□輸液は中止しなくていい?
・輸液は延命に寄与しないため、かえって
体液貯留を引き起こしてご本人の苦痛に
なるおそれがあります。
・ご家族と話し合い、できるかぎり中止
します。
□必要ないケアを
続けていない?
・入院生活など、ルーティンでおこなって
いるバイタルサイン測定、褥瘡(床ずれ)予防
のための体位変換なども、様子を見て
頻度を減らすなどの工夫をします。
参考資料
これならわかる
はじめての緩和ケア
聖路加国際病院緩和ケア科部長
林章敏氏監修(ナツメ社)
次回は、非がん患者の緩和ケア
最終段階のケアと看取り
終末期後期のケア
"不要な薬や処置は中止、
家族にもこころの準備をしてもらう"❷
これから生じる"死の徴候"を、
家族にわかりやすく伝える
について
一緒にお勉強しましょう 
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたり
私にも勉強になりありがたいです。



