


お鼻ピクピクだけです
「インスリン自己注射指導」の目的
●患者さんや家族が日常生活の中で安全・確実にインスリン療法を実施できるために行います。
●指導は自己注射の導入時だけではなく、患者さんが継続して安全に自己注射が行えるように定期的に介入していく必要があります。
「インスリン自己注射指導」の適応
●インスリン依存状態にある1型糖尿病患者さんは絶対的適応です。
●2型糖尿病患者さんへの投与は、薬事療法・運動療法や内服薬治療を行っても高血糖状態が続き、血糖コントロールが不良な場合に行います。
●インスリンの自己注射の実施には、患者さんに視力の問題がなく、手指に麻痺や変形、疼痛や痺れ、握力低下などがなく、認知機能に問題がないことが必要となります。
●視力や身体機能の問題を補助具などで補えない場合や認知機能に問題がある場合は、家族(または、それに代わる介助者)に注射をしてもらう場合があります。
「インスリン自己注射指導」の禁忌
●患者さんのインスリン療法や自己注射に対する心理的な抵抗がとても強い場合、指導することを控えます。
「インスリン自己注射指導」の必要物品
「インスリン自己注射指導」の準備
(1)患者さんにインスリン自己注射の目的・方法を説明し、同意を得ます
(2)実施前に、患者さんに手洗いをしてもらいます
(3)使用する薬剤や必要物品を見せながら説明します
●患者さんに説明する項目
- 血糖値の測定方法
- インスリン製剤の製品名
- 単位数
- 注射時間
(4)カートリッジのゴム栓にまっすぐ取り付けます

(5)針先からインスリンが出てくることを確認します

(6)注射前に血糖値を測定します

(7)測定値を自己管理ノートに記載します
(8)医師の指示通りの単位数に合わせます

「インスリン自己注射指導」の実施手順
(1)注射部位をアルコール綿で消毒します
(2)注射部位を選びます
(3)ペン型注射器の注入ボタンを拇指で押せるように握り、単位設定のダイアル表示が見えるようにします
(4)注射部位に注射針を垂直に刺します
(5)注入ボタンを単位設定ダイアルがゼロになるまで押します

(6)注入器ごとに決められた秒数以上を数えます
(7)注入ボタンを押したまま針を抜きます
(8)注射部位は揉まず、アルコール綿で押さえます
注射部位を揉まない理由
●注射部位を揉むと吸収が早まり低血糖を起こす場合があるため、軽く押さえます。
「インスリン自己注射指導」の実施後手順
(1)針ケースをかぶせ、注射針を引き抜き、廃棄します
(2)患者さんに自己注射の一連の流れをフィードバックしてもらいます






