終末期ケアについて  (93)在宅での看取りに向けて 「看取り」について考える。 | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。


おはようございます😃

今日も、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

今日の松山は、曇り時々雨☔️
朝の気温は、22度
日中は、28度ぐらいです。
雨の確率は、60%とのことです。

11日東京の発生者数は、22名 

11日18:00時点で
全国の感染者数は、17051名(+39名前日比)
退院者数は、15200名(+80名)
亡くなったかたは、920名(+1名)
(毎日新聞)



東京アラートも解除になりました。
12日からステップ3へ移行になるそうです。
もう社会的にも限界なのですよね。
でも、ひとりひとりが感染予防に対して
より慎重にならないといけないということだと
思います。

まだ、アベノマスク来ていないのですがびっくり

梅雨に入り、湿度も高くなっています。
熱中症🥵にお気をつけてください爆笑



病院のメルシーロードの紫陽花です。


病院のブログからお借りしました。
てんちゃん、散歩いいね。


なんか、すごく怒っているんですけどー
足ダンしてます。


⭐️「看取り」について考える。

1)地域で看取るということ
・「地域で看取る」あるいは「生活の場で看取る」
 という表現は、近年多く使われるようになって
 きました。

・以前は「病院か在宅か」「病院か施設か」の
 二者択一で語られていて、
"医療の場"と"生活の場"は、
 切り離して考えられていました。

・今日では、従来の病院、在宅、施設に加えて、
 在宅だけにとどまらない多様な「生活の場」が
 生まれました。

 「第4の居場所・看取りの場」といわれる、
 有料老人ホーム・グループホーム・
 サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
    看護小規模多機能型居宅介護(看多機)
    ホームホスピスなどです。

・これらの場やサービスを利用すれば、
 地域の中で暮らしながら医療と介護の両方を
 受けて、最期まで過ごすことが可能になって
 きました。

・すなわち「地域で看取る」といった場合には、
 医療の場と生活の場の連携の中で看取る
 「医療と介護の結合」という幅広い概念を指す
 ようになってきたのです。


2)日本人の意識の変化
・「看取りの場」の多様化に伴い、日本人の
 「死に方」「看取り方」に関する意識も多様化
 してきました。

・戦後、高度成長期を経た日本では「死」の話題
 は避ける傾向が強く、「長く生きること」に
 重点をおく価値観が主流でした。
 そのため、医師は少しでも長く生きられるように
 延命処置を施してきました。
 がんの告知も本人には隠すことが普通でした。

・近年になって、
「終活」という言葉が普通になり、
「自分なりに考えて自分らしく死ぬ」
   という価値観が急速に浸透してきました。

自分が最期までどのように生きたいか、
 自ら考え選択することが大切だという認識が
 日本人の中に広がってきています。

・従来行われてきた胃瘻(いろう)などの
 チューブ栄養など、延命治療についても見直す
 機運が高まってきています。

「延命のみを目的とした医療は行わず、自然に
 まかせてほしい」という回答が、
 91%にも上がってきています。


3)どこで誰のケアを受けて、
      そして死にたいか
・「在宅で看取る」という言葉がかなり浸透して
 きてはいますが、日本での在宅死亡率は依然
 13%前後に留まり、8割近くの人は病院で
 亡くなっているのが現状です。

・「どこで誰のケアを受けて、そして死にたいか」
    を問うアンケートでは、
「自宅あるいは高齢者住宅などに住み替えて
 (生活の場で)介護を受けたい」
 「自宅で最期を迎えたい」
 という答えが過半数を占めます。

・しかし、最期まで自宅で過ごしたいという希望
 がありながらも、結局は、
「家族に負担をかけたくない」
「自宅では緊急時にすぐに対応してもらえるか
 不安だ」
   といった理由で、自宅での看取りに踏み切れない
 人も多くいます。

・在宅死亡率は、
「自宅で最期まで過ごしたい」と希望する
 サポートする環境が整っているかどうか
 指標となります。

・実際に、訪問看護ステーションが関わった事例の
 在宅死亡率は56.3%であり、
 在宅での看取りにおいて訪問看護の果たす役割は
 大きいことがわかります。


4)在宅ケアのプロとしての
      訪問看護師の役割
「地域で看取る」ためには、地域の
 「生活支援力」高めなければなりません。
 生活支援力は、看護職と介護職の量と質で決まる
 といっても過言ではありません。


🍀看取りにおいて、
  訪問看護師に求められる役割

①症状マネジメントの支援
②介護職と連携した日常生活の援助
③家族のケア
④チームのコーディネイト
⑤ケアマネジメント
⑥人生を自分らしく生ききることへの支援


虹ただ死を待つばかりのケア
ではなく、いかに最期まで
その人らしく生ききるための
支援をおこなえるか虹


あじさいそれが地域において、
訪問看護師にもっとも
求められる役割ですあじさい

今日も長くなりました。
最後まで、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

次回は、
 さまざまな看取りの場について
 看取りに関わる職種や地域の人々について
 一緒にお勉強しましょうニコニコ

※  ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたり、
 私にも勉強になりありがたいです。
        

       参考資料
       在宅・施設での看取りのケア
         (日本看護協会出版会)