終末期ケアについて  (21)最期まで人間らしい存在の保障 不動による苦痛の解除 | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。

おはようございます。
いつも、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

松山は、今日はしとしと雨☔️です。
花散らしの雨って、きれいな表現ですが、
なんか切ないですよねえ〜

松山も、遂にクラスターの発生がありました。
だんだん、追い込まれいるような感じです💦💦
病院は、マスクも底をつきつつあります🤭😱
縫製のプロが、スタッフの顔に合ったマスクを毎日作ってくれているようです😷😷
当然、白いマスクですが、洗い替えを作って家で洗って交換で使うようです。
アルコールも少なくなってきたとかー




これも、院内で販売中のマスクです。

やすけ🦮のさくら🌸の写真です。
あるじはいません。さくら🌸は4分咲きでした。


この向こう側に、大きな重信川が流れています。
この横に、白孔雀がいます。
そんな、環境の病院です。
今は、チューリップ🌷が
いっぱい咲いていました。

今度、行った時に周囲の写真載せますね。


⭐️不動による苦痛の解除

人は、脳梗塞や脳出血で麻痺が起こり、
寝たきり状態になると、
身体の関節が硬くなって動かなくなります。

そして、当然、筋肉も落ち、
徐々に関節が曲がってきたり、
伸びたままになったりと
拘縮を起こします。
曲り出したら、もうなかなか止められません。

☘️膝を伸ばしたら痛いからと
 膝の下にクッションを
 入れたりしがちですが、
 それは間違いです。
 膝の下に大きなクッションを入れたら
 楽なんですが、
 そのことにより拘縮が進行します。
 痛みがあるようなら、
 膝の下に、畳んだタオルを入れる
 程度にしてあげてください。

※  自分で思うように身体が動かせない患者さん
 には、体位変換の他に苦痛を緩和させる
 簡単な手技があります。

・背中の後ろに手を差し入れて
 上から下に動かす
 背中に少し空間ができ圧迫感が軽減できる。
 滑りやすいナイロン袋を手にはめてやると
 滑りやすく手も動かしやすいと思います。
 (一般的に、背抜きといわれる動作です。)

・手の位置、足の位置を少し変えてあげて
 ください。
 少しあげておろすだけでも苦痛緩和になると
 思います。

・横に向かれている時は、少し腰を後ろに
 引いてあげてください。

・上を向いている場合でも、
 腰を少し動かしてあげてください。

・枕の位置も頭と首のあいだに
 隙間がないように調整してあげてください。

⭐️この行動が拘縮予防につながるのです。

自分が身体を動かせないとします。
少しだけ身体の位置を変える。
枕の位置を変える。
そう考えたとき、
楽になるように感じませんか?

体位変換は、
ひとりでは大変です。
家で介護されているご家族にも、
楽な方法だと思います。

🌱私は、病棟師長だった頃、部屋を回るときは
 動けない患者さんの身体を少しずつ手の位置、
 足の位置、少し持ち上げておろす。
 ということをしてました。

🌱部屋回りのときは、「ごめんなさいね〜」
   って言って、お布団をめくって足元から観る
 ようにしていました。
 足と足が重なっていたら痛いし
 床ずれができます。
 病衣の乱れは、ご本人にも苦痛です。
 なぜ、足元から観ていたかー
 まあ、一番は、看護・介護職の仕事がみえる
 ハッキリとみえるからなんです。
 こころのこもったケアがなされているかの
 チェックをしていた。ということです。
 
☘️足元がきれいなら、隅々までこころ配りが
 できている。
 当然、みえる部分も丁寧にケアが
 なされている。

※  ご家族が入院されていたら、
 まず足元をみてください。
 その病院のケアの質がわかりますから😊

🌱人は寝たきりになると、全ての機能が低下
 します。
 肺炎も起こしやすくなります。

 ☘️可能なら、日頃から離床を促してください。
  離床が難しい場合は、
  時間ごとに、
  頭がわを、挙上してあげてください。

廃用性症候群の
 予防に努めてください。

☘️痛いからと動かさないと、
 身体は、だんだん固まってきます。
 痛いから、膝の下に、肘の下にクッションを
 入れる。
 楽だから外せなくなる。
 そうすると
 ずっと曲げているから、拘縮が進行する。
 そんな悪循環が起こり、どんどん身体は
 曲がってきます。

☘️今まで話してきたことが、
        廃用性症候群の予防です。

・曲り出したら、あっという間に進行します。
・身体を動かしたときの痛みも酷くなります。
・衣類の交換も大変です。
    🌱衣類の交換は、
  患側(悪い方)から袖を通します。
  ズボンも一緒です。
  可能なら、2人で行ってくださいね。
  患者さんも楽ですからー
・無理に交換すると、骨折の危険も高まります。

☘️そんなことにならないように、
 マッサージや細やかなケアで、拘縮予防に
 努めてください。

☘️リハビリは、
 終末期であっても最期まで、
 行うことことが大切です。
 積極的に、手足を動かせということでは
 ありません。
 声をかけながら、手足をマッサージする。
 これも、リハビリです。
 病室で、静かな音楽を流してください🎼🎻
 イヤホン🎧なんか不要です。
 きれいな音楽が流れているというだけでも
 穏やかな環境になり、介護側も癒されます。



拘縮については、
亡くなったとき、お棺に入らないほど曲がって
しまっていた、、、、
 ということも冗談ではない話です。

今回も、最後まで読んでいただきまして、
           ありがとうございます😊

次回は、
 「望ましい高齢者の終末期ケアのあり方」
                                                            です。