ザウバー・ホンダ | いっしーのF1ブログ

ザウバー・ホンダ

来年から、ザウバーがホンダエンジンを搭載することが決定しました。

ザウバーにとっては、財政的には良い話だったのではないでしょうか。

おそらく、現在のフェラーリエンジンよりも安価なのでしょう。

そして、日本人ドライバーと契約すると、更なる特典、エンジン使用料の低額化等があるのではないでしょうか。

 

当然、来年ホンダエンジンが良くなる保証は何もありません。

しかしながら、現在でも、マクラーレンについで遅いザウバー、遅さで失うものは殆どありません。

それよりも、ホンダと契約することによって、ここ数年悩んでいた財政問題が大幅に改善されることを期待しての契約でしょう。

もし、ホンダエンジンが化けたら、ザウバーとしては一石二鳥。

下位中堅チーム好きとしては、ザウバーの財政問題が改善されることは喜ばしい事。

 

マクラーレンは、来期どうなるのか?

ホンダに対して、ザウバーへの供給を許諾することで、来期メルセデスと契約してもホンダがF1から撤退することを回避させるのか?

それとも、本気で、2チーム供給による開発促進効果を狙っているのか?

 

ホンダもどうするのか?

そもそも、ホンダは第3期の時点で、F1での競争力を有していなかったことは明白であるのに、四半世紀も前の過去の栄光を勘違いして現在の体たらく。

やり方を変えないと、来年も同じでしょう。

イルモアの助けを借りて、ファクトリーをイギリスとかに移動させるなりして、開発速度、開発能力を上げないとね。

それと、ホンダは、F1から撤退しないでほしいですね。

ホンダは、F1に対して出入りが激しすぎる。フェラーリは別として、ルノーやメルセデスは長期に渡りF1に参戦し続け、今のF1になくてはならない存在。

ホンダもF1を自社の代名詞としてこれからも使い続けるのであれば、20年以上、F1に参戦し続けましょう。

現在自身のワークスチームを持っていないホンダ、過去のコスワースのように、非ワークスチームに対してカスタマー供給をするような縁の下の力持ちのような存在っていうのも良いのでは?