Renault R28 Front Wing その3 | いっしーのF1ブログ

Renault R28 Front Wing その3


ルノーR28のフロントウィング翼端板です。


この翼端板には、前方に水平フィンが付いています。
ブリッジウィングとの接続部分に対して後方には大きな切り欠きがあり、
翼端板の下部に下向きの曲面を有するフィンがあります。
ブリッジウィングの翼端板近辺にはガーニーフラップも付いています。
この様な構造から、おそらくこのフロントウィングはフランスGP仕様ではないかと思われます。


さて、近年のフロントウィングの構造の特徴として、メインフラップと翼端板とが一体構造となっています。
R28では、メインフラップ、翼端板、そしてブリッジウィングが全て一体構造となっており、分割することはできません。


翼端板後方です。下部が曲面形状を有していることが良く分かります。


サブフラップの角度は調節可能となっています。
メモリから、0.5°毎に調節できることが分かります。


サブフラップを調節するための器具をここから差し込んでクルクル回すようですね。
たまに、レース中もピットでクルーがその作業をしていますね。