気まず過ぎる表彰台 | いっしーのF1ブログ

気まず過ぎる表彰台



まずは、マクラーレン・ホンダ、ポイントゲットおめでとう。
良かったことを先に言わないとね。

今年のモナコ、過去に見たことない気まずさでいっぱいでした。
表彰式は遠く日本で見ているこっちまでドキドキしました。
92年のあのモナコGPから早、23年F1を見続けていますがあんな表彰式初めてです。
ロズベルグは悪くありません。3年連続のモナコ優勝。喜んで当然です。
ベッテルはこの気まずさに耐え切れなく、最後にブランドルに話しかけたのでしょう。
ハミルトンもよく耐えて表彰式に現れ、インタビューにも答えました。大人になりました。

確かにタイヤ交換した理由が判然としません。なぜ?
ただでさえ、タイヤ交換にはトラブルが付きもの。トラブルだったのでしょうか?

しかし、ロズベルグはモナコに愛されているドライバーなのですね。
セナ、特に92年もそうであったように、モナコで勝つドライバーになったのでしょう。
92年も圧倒的に速いウィリアムズ・ルノーのマンセルが終盤にイマイチ不可解な(スローパンクチャー?)タイヤ交換を行い、F1史に残るレースを繰り広げた結果、セナが勝ちました。
今年もハミルトンの不可解なタイヤ交換の結果、ロズベルグが勝ちました。
ロズベルグが勝つべくして勝った何かがあるのでしょうね。

ところで、レッド・ブルの終盤も過去に見たことが無い気がします。
レース戦略が違うからクピアトがリカルドに順位を譲る。
これはよくありますが、前を抜けなかったリカルドがクピアトに順位を譲り返すなんて・・・。
確かに、チームとしては当然だし、事前にそういう取り決めだったのでしょう。
もし、譲り返さなかったら、これまたモメゴトになるでしょう。
しかし、この譲り返すという行為、おもしろいな、と。