マルシャがオークションに | いっしーのF1ブログ

マルシャがオークションに

マルシャのマシンやパーツがオークションで売りに出されるらしいです。
http://cal.cagp.com/event/Marussia/
来年の参加の可能性を模索していたようですが、これでマルシャの消滅が確定です。

ところで、ケータハムが今年の最終戦に参加するために、マシンパーツの売却も兼ねたクラウドファンディングを行いました。
これを批判する声も上がっていましたね。
しかし、何を今さら、という感じです。
資金不足のチームがシートも含めて色々切り売りすることは昔っからありました。
91年にはコローニが鈴鹿で一口2万円で個人スポンサーを集めていましたし、可夢偉だって一昨年は募金をしていました。

私が集めているF1マシンのパーツも多くはチームが売ったもの。
色々なショップのホームページを見ていると、チームがあるタイミングで大量にパーツを売ったことが分かる場合があります。
最近では、ロータスが売りに出したようです。
おそらく2012年に入ってからでしょうか。ルノーR29、R30、R31のパーツが大量に売りに出ました。
ロータスの資金不足が表面化し、ライコネンへの支払いも滞っていたころですね。
その前は、フォースインディアのパーツが出回ったころがありました。
サハラがスポンサーになる前ぐらいの資金不足のころだと思います。
今年に入ってからは、ウィリアムズが近年のパーツを大量に放出したようです。
まあ、ウィリアムズはマシンパーツを度々放出しているようですが。

そのほかにも、ホンダがBARを完全に買収した後に、BAR時代のパーツを売ったようですね。
BMWに買収される前のザウバーは、パーツをテーブル等に加工したりして、自身のホームページで売っていました。

また、下位チームに至ってはチームクルーに十分な給与を支払えないため、
クルーがパーツを横流しすることを黙認することもあると聞いたことがあります。
ちなみに、F1のパーツには管理プレート↓が付いていることがありますが、これが無理やりはがされているものは、盗品である可能性が高いです。

また、チームクルーへの支給品には、クルーの名前が記載されているものがあります。
その名前部分が切り取られて売りに出されている場合もあります。

そういえば、アロウズが消滅し、アロウズA23等のマシンが売却され、A23をミナルディが購入しましたね。
そして、オレンジ色のマシンを黒色に塗ってミナルディPS04としてテストまで行いました。
A23はチームが末期的であったにも関わらず、フレンツェンのドライブで6位を2回獲得する素性の良いマシンであり、
次の年にそのマシンでミナルディが参戦するのではとも言われました。
今年のマルシャもケータハムより明らかに速いので、ケータハムが買い取って来年のマシンとして使用したりしないのかな?
まあ、来年参戦できる資金があればですが・・・。