ザウバーの危機
ザウバーの財政危機が囁かれて久しい今日この頃。
ロシアの(怪しい)金融支援も得られない可能性も報道され、
フェラーリにはエンジン代金の支払いが無ければ、エンジン供給を停止するとまで言われています。
ロシアマネーが無いならば何時活動停止となってもおかしくないようです。
ザウバーは93年にそれまで耐久レースで共に戦ったメルセデスの後ろ盾でF1に参戦。
その後、BMWに買収されるものの、多くのチームが消滅又は買収されるなか、
現在はフェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズに次ぐ4番目に古いチームです。
ちょっと意外ですが。
しかし、ザウバーとしては今のところ優勝は無く、まさに中堅チーム。
ライコネン等の有望な若手から、フィジケラ等のベテランも乗りました。
中堅・下位チーム好きとしては一押しのチームです。
やはり、このようなチームがあってこそのF1。
ところが、結局BMWからプライベータに戻った年から資金難。
これだけマシンの開発要素を減らし、スプリントレースのはずなのに高い耐久性を持たせる
現在のレギュレーションは、コストダウンの為だったのではないでしょうか?
現状では結局、その目的は果たされていないように思えます。
しかし、金満バーニーさん。
もう、あんたが助けてあげなよ。
このままじゃあ、ザウバーだけでなくことごとくチームが消滅し、F1のカテゴリーその物がなくなっちゃうよ。
そしたら、もう金儲けもできないよ。
ザウバーとして生き残ることがかなわないなら、せめて何処かが買ってくれれば・・・。
歴史のある中堅チームだったアロウズやプロスト(リジェ)のように消滅しないように。