最悪ドライバー?井上隆智穂
井上隆智穂、そう彼は上記リンク先の写真にもあるように、メディカルカーに轢かれたり、
アロウズのマシンがオフィシャルカーに衝突されたり、
今までのF1ドライバーでは成し遂げることが出来なかった偉業を達成しています。
肝心のF1での成績もあまり見るものはありません。
私が印象に残っているのは、95年の最終戦、シューマッハに周回遅れにされた直後にコースアウトしたことですかね。
彼は下位カテゴリーでもぱっとした成績は収めていなかったようです。
しかし、F1に上がってきました。
なぜか?
彼自身も認めている通り、「金」です。まあ、F1用語でいうところのペイドライバーですね。
そう表現すると印象が良くありませんが、中嶋悟、鈴木亜久里、片山右京に継ぐ日本人4人目のフルタイムF1ドライバーです。
はっきり言って、本当は凄い人です。
そして、下位カテゴリーで注目すべき成績を挙げていないにもかかわらず、持参金でF1のシートを得ています。
しかも、日本でも特に注目されたいたわけでは無いようです
F1シート獲得はまさに、マネジメント能力の高さ故の結果です。
再び言います。本当は凄い人です。
一方、今何も今期の去就が決まっていないと思われる、カムイはどうでしょう。
マネージメントに問題があったとの話も出ています。
F1ドライバー、速くて当たり前、その中でより結果を出し、生き残るためにはマネージメントも当然重要なはず。
日本人は、欧米からも離れているという地の利の悪さもあると思いますが、このマネージメントにやや難があるのではないでしょうか。
シューマッハを含め、トップドライバーの多くにマネジメントの高さを感じさせるシート争奪もあります。
カムイの近くでは、ヒュルケンベルグかな。
カムイという、上を狙える日本人のF1ドライバーが現れたからこそ、露呈した問題とも言えるかと思います。
そう考えると、喜ばしいことかもしれませんね。
さて、話はもどり、この井上隆智穂、最近表に出始めている印象があります。
ライコネンのF1復帰にも早くから言及していたようですし、この最悪ドライバー選定にも“自薦”したようです。
これらの行動もセルフマネージメントの一環であり、表舞台への復活を目論んでいるのでしょうか。
とかく、色眼鏡で見られる彼ですが、色物扱いするような人物ではなく、その能力は高く、未だ活躍できる人物と評すると持ち上げすぎでしょうか?