77年コジマKE-009パネル
1977年の富士で行われたF1日本グランプリに参戦した日本のF1チーム“コジマ”のパネルです。
F1は76,77年の日本戦にしか参戦していませんが、コジマはホンダ、マキに次ぐ3番目の日本のF1コンストラクターです。
特に、76年の活躍は有名ですね。
といいながら、このチームを知らない人も多いかと思いますが・・・。
このパネルはブリヂストンがキャンペーンのために作成したようです。
ちなみに、ブリヂストンのF1初参戦は1997年ではなく、1976年の日本です。
星野一義をドライバーとしたヒーローズレーシングのティレルにタイヤを供給しました。
そして、77年の日本グランプリではコジマKE-009にタイヤを供給。
そのときの「がんばれ星野・高原」キャンペーン用のパネルのようです。
ブリヂストンのモータースポーツの活動年表 にも記載されていました。
この年、高原敬武がコジマからコジマKE009で参戦。
星野一義は同じコジマKE009でヒーローズレーシングから参戦。
このころは、シャーシを他チームから購入しての参戦も認められていたのでこんなことも可能だったんですよね、今のF1とは大きく違います。
ちなみに、76年のF1 in Japanで活躍したコジマKE007は、レストアされ、2004年のグッドウッド・フェスティバルで走行しています。