ジャック・ビィルヌーブ | いっしーのF1ブログ

ジャック・ビィルヌーブ

ジャック・ビィルヌーブが、父親であるジルのマシン、フェラーリ312T4を走らせましたね。
お父さんの方は、リアルタイムでは全く知りませんが、息子のジャックは好きなドライバーの一人でした。
当時、私はヒルを応援していたので、ジャックのデビュー戦を観戦したとき、ヒルのチャンピオン獲得無理かもってちょっと思いました。
ジャックは、十分な準備をし、最強マシンのウィリアムズといえども、予選でPP、決勝ではトップを走ったものの残念ながらトラブル、しかし2位という鮮烈デビュー。
そして、97年にはチャンピオン。
ところが、ウィリアムズは98年ルノーエンジンを失い下降線をたどり、BARもパッとせず、その後一勝もできませんでした。
多分、チャンピオン獲得後に一勝もできなかったドライバーは彼だけかな?
うーん、BARがもっと競争力のあるマシンを用意できていたら、もっと活躍できていたであろうに・・・。
F1ドライバーとしては、あまりにも残念というか不甲斐ない形で最後を迎えたという印象です。

ダボダボのドライビングスーツと眼鏡着用というちょっと変わったドライバー。
視力は日本でF3を走らせていたときにゲームのし過ぎで悪くなったんでしたっけ?
そして、経験のないサーキットはゲームで覚えると言って、失笑を買っていましたよね。
今じゃ、どのドライバーもシミュレータという名のゲームをしていますが。
シューマッハにライバル意識を持っており、何かとシューマッハに食って掛っていました。

F1ドライバー、又はチーム経営者として?F1に復帰することを目論んでいたようですが、それも叶わず。
しかし、ドライバーは無理でしょうが、チーム経営者として戻ってきてくれたら面白いキャラクターになると思い、それを期待しています。