イギリスからF1パーツを輸入
先週末に東京港、大井埠頭に船が着き、先日荷物を受け取りました。
初めての通関、良い経験でした。
今後、また通関を行うかもしれないので、備忘録として荷物を受け取るまでの流れを書きます。
F1のパーツを輸入しようと考えている奇特な人は、参考までにどうぞ。
・船が日本に着く1週間前ぐらいに、運送会社から連絡があり、B/L、D/OがFAXされました。
・船が日本に着くまでもうしばらく待ちます。今回は、イギリスを3/1に出港、4/4に東京港へ到着予定。
しかし、実際に東京港へ着いたのは4/5。船は悪天候等により度々遅れるようです。
船会社のホームページ等で確認することが必要です。
・荷物を受け取る当日に、D/Oのオリジナルを受け取ります(決められた日時以降なら当日でなくてもOK)。
保税倉庫で受け取ります。このとき、手数料等を支払います。今回は、計1万円、高い!!
・D/Oのオリジナル、B/L、請求書、判子、身分証明書を持って、税関へ。
・輸入(納税)申告書を2枚購入、1枚30円。
・申告書に記入、わからなければ、税関の人に聞きます。一から十まで親切に教えてくれます。
ここでは、関税額を決めるため、輸入品を一つ一つ特定します。
F1のパーツは、説明が難しいです。私はF1の絵を描いて説明しました。担当していただいた職員の方がF1を見ていたようで、比較的スムーズに進みました。
輸入するF1のパーツの写真等を持って行くと、説明がよりスムーズとなるでしょう。
今回、全ての輸入品(上記写真)について無税でした。
・今回、輸入品の検査はなく、書類だけで済みました。職員の方にどのようなものが検査対象になるのか聞きましたが、特に決まっていないとのこと。
でも、ブランド品とかは検査対象になりやすいようです。
私の想像ですが、税関での説明で怪しいと感じられた場合に、検査されるのではないでしょうか。
この場合、保税倉庫から荷物を出さないといけませんが、通関が終わっていないので自分でできません。
保税倉庫にお願いすることになります。当然、手数料がかかります。
検査が終わると保税倉庫にまた荷物が戻されるようです。
・さらに、輸入品と運送料に対して消費税がかかります。イギリスの業者にお金を払っているのになぜ???
しかし、当然拒否できないので、おとなしく払います。
なお、関税額、消費税額を決定するために請求書等が必要となります。
私の場合は、請求書はなかったので、メールでのやり取りを持っていきました。
・税関では、B/L、請求書等を渡しますので、必要ならコピーをとっておくほうが良いと思います。
・消費税を払い終えると通関終わりです。輸入の許可証(正しい名称忘れました。)を税関から貰って、再び保税倉庫へ。
・保税倉庫にD/Oのオリジナル、許可証を提出。後は、保税倉庫の指示に従って、荷物を受け取り、終わりです。
ここまで、ちょうど午前いっぱい9時から12時までかかりました。
ちなみに、パーツを梱包していた木箱は私の車(RX-8)には入りませんでした。
そのため、保税倉庫の敷地で梱包をばらし、パーツだけを車に積みました。
このようなことができる作業スペースが保税倉庫にあるようなので、保税倉庫の人に良く確認することがよいです。
保税倉庫は、でかいトラックが走っていたり、フォークリフトが走っていたり、一方通行、ヘルメット着用(貸してくれます)等、気を付けないといけないことがあります。
保税倉庫の人に、どうすればいいか良く聞きましょう。