ウィリアムズ | いっしーのF1ブログ

ウィリアムズ



去年に比べ、開幕から活躍を見せたウィリアムズ。

昨シーズンのFW33は、獲得ポイントがたったの5ポイント、コンストラクターズランキングでは9位という、チーム消滅の足音が聞こえる成績。
今年のFW34は、去年に引き続き、ロスマンズカラーに似たカラーリング。
そして、エンジンはルノー。
ちなみに、ロスマンズ・ウィリアムズ・ルノーだった94年~97年の成績は、ヒルが96年に、ビルヌーブが97年にチャンピオンを獲得。
さらに、コンストラクターズランキング1位を94,96,97年に獲得というすばらしい成績を収めている。

2012年の開幕戦オーストラリア、予選ではマルドナードが8位、決勝では最終ラップにクラッシュして結果13位だったものの、前を行くフェラーリのアロンソよりも速さを見せつけた6位を走行。
昨年1ポイントのみの獲得で殆ど印象に残らず、ウィリアムズに残留できたのも30数億円の持参金によるもの、ペイドライバーと揶揄されたマルドナードとは思えない結果。

でも、マルドナードは、2010年のGP2チャンピオン。去年が不振で、開幕戦の活躍が実力?
最終ラップでの自滅は、最終ラップであんなにプッシュしなくても良かった、との意見もあるかと思う。しかし、まだデビュー2年目、強い闘争心故のミス、これからの糧となるミスと、ポジティブに考えて次に期待。

チームからは昨年を最後にパトリック・ヘッドが引退し、今年からは新たな体制。
FW34は、それまでのコスワースとは決別し、上記のようにルノーエンジンを獲得。
2011年のアブダビのテストでも、早速FW34を念頭においた改良型のマシンをテスト。
また、FW34は、FW33から引き続き、問題のあったリアサスペンションのレイアウトを変更するものの、革新的な小型ギヤボックスを使用。
開幕戦のマルドナードの結果を見ると、ウィリアムズのマシンは高い戦闘力を持ったマシンに変貌の様子。
特に小型ギヤボックス、これに伴うリアセクションの空力処理が他のチームに比べて優位性を示すと、
この技術は、すぐに他のチームが真似できないものだろうから、大きなアドバンテージになるのは?

ただ、ブルーノ・セナは・・・。
開幕戦は予選14位、決勝16位。マルドナードに比べて、全く良いところなし。
このままでは、「名前」と「金」だけのドライバー。
ウィリアムズ復活のためにも、マレーシアでは速さを見せつけ、「ペイドライバー」と思っている人(おいらを含む)を見返して欲しい。