ウイリアムズ | いっしーのF1ブログ

ウイリアムズ

未だ今期のドライバーが決定していないチームは、ウイリアムズとHRTのみとなりました。

この2チームのドライバーが決定していない理由は、“金”なんでしょうね。
それぞれ残り1シート、売り出し中。
2チーム共、資金が無いのは分かります。
HRTは、言い方は悪いが未だ“そういう”チームでしょう。
でも、ウイリアムズも“そういう”チームになってしまったのか・・・。
ウイリアムズのドライバー候補は、スーティル、バリチェロ、セナ。個人的にはスーティルがいいのですが。
バリチェロは昨年限りで引退か?と囁かれていましたが、バリチェロもスポンサーを見つけたらしいとのこと。

ウイリアムズと言えば、やはり90年代。
92年にはマンセル、93年にはプロスト、96年にはヒル、97年にはヴィルヌーブがチャンピオンを獲得。
コンストラクターズに関しては92、93、94、96、97の実に5回。
アイルトン・セナも熱望して移籍したチーム。
そして、私のF1キチガイを始めさせたきっかけを作ったチーム(92年のモナコを見たのがきっかけです)。
90年前半にはF1マシンをハイテク化させ、ルノーと共に最強マシンを作り上げた、まさにF1コンストラクターであり、
ウイリアムズのマシンに乗りさえすれば、だれでもチャンピオンを獲得できる、という勢いだったのに・・・。

2000年代はBMWエンジンで活躍するものの、コンストラクターズ、ドライバーズ共にチャンピオンを獲得できずに、
BMWはザウバーを買収してウィリアムズから去ることに。
その後、エンジンをコスワース、トヨタ、再びコスワースへ変更。そして、成績も低迷し続け、とうとう2011年は、
下に新規3チームしかいない9位に転落。今年でパトリック・ヘッドもF1から引退。
キミ・ライコネンがウイリアムズ入りとの報道があったときは、すごく期待しましたよ。
でも、結局ライコネンはルノー(ロータス)のシートにすっぽりと収まりました。

しかし、来年はエンジンが再びルノーに。最強エンジンではないようですが、コスワースよりも良いでしょう。
また、失敗に終わりましたが、2011年は超小型ギヤボックスも搭載しており、技術革新を怠らないチーム
であることは変わりが無いようです。
今のF1は、自動車メーカーの影も薄くなり、フォースインディアやトロ・ロッソのように今のウイリアムズでも
浮上する可能性は十分に高いはず。
来年いきなりトップを走るチームとなることは無いでしょうが、ブラバム、ロータス、ティレルといったような、
過去の名門チームと同じ道を辿らないように、浮上して欲しい。