前回のつづき

指宿枕崎線に乗り指宿へ。

名物の砂むし温泉で体ぽっかぽか。
内湯にも浸かり指宿のお湯を堪能してきました。

バスで駅へと戻ったら、列車の旅再開です。



砂むし会館前からバスに乗り7分ほど。
指宿駅に戻ってきました。

駅前には足湯がありました。
けっこう大きいですね!



駅にあるポストをパシャリ。

これから乗る列車の色に塗られています。



乗車するのは「特急 指宿のたまて箱2号」

JR九州の観光列車(D&S列車)に初乗車です!



まだ時間があったので駅ナカの売店でお土産を購入。

左は指宿産のマンゴーを使ったキャンディー。

右はオクラっ娘というオクラの醤油漬け。
指宿産のオクラと鰹節が使われています。

訪れるまで知らなかったのですが、指宿市はオクラの生産量が日本一なんだそう!
こうして行く先々で新たな発見があるから、旅はやめられないんですよね。



さて、時間も近づいてきたのでホームへ向かいます。



今回の切符をパシャリ。

ここ指宿が始発で鹿児島中央が終点なのですが、なんと途中の停車駅はなし。
およそ50分間ノンストップで走ります。



発車時刻の10分ほど前、初便である指宿のたまて箱1号が到着。

この列車が折り返し、指宿のたまて箱2号として運転されます。

1号の乗客下車後に車内準備などをするそうなので、しばらくホームで待ちます。



指宿のたまて箱は浦島太郎でお馴染みの「竜宮伝説」がモチーフとなった列車。

ここ指宿が竜宮伝説の発祥なんだそう。

車体にはたまて箱のイラストも描かれています。



この時「わ〜、面白い連結だ〜」なんて思いながら写真を撮っていたのですが、後で調べてみると左の車両はなんと予備車両!

1号車もしくは2号車が車両点検に出ていると、この予備車両が出てくるそうです。

さて、乗車可能になったので早速車内へ入ります。



今回予約したのは2号車のカウンター席。

進行方向右側の席なので、この先錦江湾が見えるはずです。



出発まではまだ少し時間があります。

荷物を置いて車内の探検へ。



まずは2号車から。
明るい印象の車内です。

公式ホームページの情報だと、木材は南九州産の杉材が使われているそうです。



車両の中央付近にはソファー席。

棚に囲まれた面白いデザイン。



車両の先頭にはキッズチェアやフリースペースがありました。

では、続いて1号車(予備車両代走)へ。



1号車に入ってすぐの場所にはお手洗い。

この時はお手洗いがここだけでしたが、本来の1号車+予備車両での運転となったら、お手洗いの数は2ヶ所に増えることになるのかな?



いったん奥まで移動し1号車全体をパシャリ。
こちらが予備車両の車内。

天井にある照明が2号車と違いますね!
こちらはちょっとシックな雰囲気です。



車両中央にはフリースペースがあります。

正直なところ、雰囲気的には予備車両の方が好きです。

ちなみにこの予備車両の出番は点検時だけでなく、多客期には基本編成2両+予備車両の3両編成で走ることもあるそうです。



探検を終え自席に戻ったところで指宿を発車。



指宿のたまて箱では車内販売がありますが、まずは事前に買ってきたものをいただきます。

こちらのマンゴープリンはオクラっ娘やキャンディーと一緒に駅の売店で購入しました。



中身はこんなかんじ。

とても滑らかで、マンゴーの甘さが口いっぱいに広がります。
駅の売店では冷蔵庫に入れて売っているので、冷たい状態で食べることができます。



特急列車で途中の停車駅も無いので、区間によってはけっこう飛ばします。

場所によっては列車がガッタンガッタン上下に揺れることも。
飲み物を飲む際は注意が必要だなと感じました。



マンゴープリンを食べ終わり、続いて車内販売を利用してみます。

事前にアテンダントさんが席を回り、乗客に車内販売を利用するかどうか聞いてくれます。

利用希望の乗客には写真にあるメニュー表を渡してくれます。
その後、実際の商品を持ちながら席に来るので、そこで注文と支払いをするというシステムでした。

では、アテンダントさんが来るまでしばし待ちます。



指宿を発車して5分ほど。
進行右側には小さな島が見えてきました。

知林ヶ島(ちりんがしま)という島で、大潮や干潮時には陸続きになるそう。
上陸するにはおよそ800メートルの砂の道を歩くそうです。



ここでアテンダントさんが席に来ましたので、さっそく車内販売を利用。

購入したのはかつおスライス。



鰹節よりも大きく厚みもあります。

車内では半分くらい食べて、残りは旅行中に小腹が空いた時に食べてました。

袋の底には細かくなったスライスがあったので、それはオクラっ娘にかけて食べましたよ。
めちゃうまでした!



だんだんと錦江湾の向こうに桜島が見えてきました(うっすらとですが💧)

午後はあの桜島へと向かいます。



錦江湾沿いを走る様子を動画で。



指宿を発車して40分ほど。
市街地へと入ってくると再び桜島が!

高台のような場所から街の中へと降りていく区間だったので、遮るものはほとんどなし。

晴れていれば最高なんだろうな〜。



乗ってみたかった青と白の列車とすれ違い、



車両基地も見えてくると、まもなくで終点の鹿児島中央に到着です。



鹿児島中央に到着。

到着後、たまて箱をイメージしたミストの演出もしっかり見てきました(曇り空だから分かりづらい笑)
あっという間の乗車でしたが、景色を眺めながら快適に移動できました。

さて、時刻はちょうどお昼時。
このあとは駅ナカでお昼ご飯を食べます。

つづく