まさかの後ろ姿 | 石つかい彩(Aya)のブログ - Seeds of happiness -

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世界的風水マスター”リリアン・トゥー”のもとで風水を学び、米国宝石学会”GIA”の資格を持つ、風水開運アドバイザー・開運ジュエリーデザイナー“Aya”の開運裏ブログです。

今日みつけたハッピーの種を公開します。


暑さ寒さも彼岸まで…という言葉のとおり、すっかり秋らしくなってまいりました。

私にとっては食欲の秋…。 デンジャラスな季節ですぼけー汗

ところで、私の自宅は、福岡市内のわりと郊外のほうで、わざわざ出かけなくても、近所に結構いい感じの自然があるのです (田舎…とも言います)
 
自宅から5~6分ほど車を走らせますと、リバーサイドにひっそりと佇む高級隠れ家、ステーキの「室」さんですとか、知る人ぞ知る絶品ハンバーグのお店「ムッシュサカイ」さんなど、素敵なお店がございますのですもぐもぐキラキラ (←こちら、いつも駐車場は満車状態です)

中でも、老舗のもつ鍋「万十屋」さんのお向かいにあるのが、最近注目の超人気ベーカリーカフェ「BULUE JAM」さんです音譜
 
なんでも、東京から有名なパン職人さんを招き、テレビでも取り上げられたという注目のお店。 とってもお洒落な店内やテラス席で、美味しいパンと室見川の美しい景色を堪能できるお店らしいです。 
 

らしいです…というのも、私は、仕事の打ち合わせや、お約束までの時間調整でしか「カフェ」を利用することがなく、基本的にビールやワインのないお店にわざわざ出向くことは、まずございませんのです。

パンといえばワイン。 これはまさに「聖餐」でございますし、
美味しいサンドイッチにはビール。 これも私の中ではテッパンですにやり
 
そんなわけで、この日も立ち寄ることなく前を素通りしましたが、たまたま信号待ちで停車した際、何の気なしにこのお店のほうをぼんやり眺めておりましたら・・・。

うーんはてなマーク
 
ガーン はてなマークはてなマーク
 
この後姿はもしや、まさかの・・・ 「ニノおーっ!ビックリマークビックリマーク
 
 
 
 
あの有名な、二宮金次郎様ではござんせんかっ!?
 

 

薪を背負い、開いた本を手にしたお姿。 これはどう見ても、間違いなく、ニノでござんしょう。

驚きだ。 河沿いの、風光明媚なロケーションを背景に建つ、お洒落なカフェのゲート脇に、まさかのニノキン・・・。  

 

強烈なミスマッチ感えー?汗

と・・・そこでふと、幼いころに読んだ、彼の伝記を思い出しました。
 

二宮金次郎さんというと、あまりに貧しい農家に生まれて、貧しくてもひたすら勉強をした人だと言われていますが、実際には彼の生まれた家は、もとは大きな農家だったらしいです。
 

ただ当時、金次郎さんの生家のあった小田原の酒匂川は、たびたび決壊しており、ある時の大洪水で、周辺の田畑はみな流失してしまったんですね。

そのころ、とても重い病気で床に伏していた金次郎さんの父上は、村をあげての堤防工事に参加することができませんでした。 

その父上の代わりに、金次郎さんが頑張りましたが、いかんせん子供なので大人のようには作業ができません。 

 

そこで彼は、寝る間を惜しんで「わらじ」を作り、堤防工事に励む大人たちに配って回ったのだそうです。 ご立派です。

 

ここまで思い出したところで、大人になった私は、はたと気づきました。

やはり偉人は凡人とは違うのだ。

「だってしょうがないじゃない、父さんが病気なんだし、ボクはまだ子供だもんえー?ビックリマーク」 

おそらく、私を含め、凡人ならそう思うのです。

しかし、金次郎さんは違いました。 


足りない労働は別の労働で補う。 


それを、すでに幼いころから自ら進んで考えて、実践できた人なのです。
 

田畑を失くした後の過労と心労がたたり、ほどなく金次郎さんのご両親はお亡くなりになってしまいます。

 

その後預けられた先の叔父様の家で、彼は一生懸命働き、ひたすら勉学に励んだのでした。 (その頃のお姿が、あの像になったのですね)
 

やがて彼は、荒れた土地を見事に復興させ、冷害を予測して飢饉から多くの村人を救い、「報徳仕法」と呼ばれる農村復興政策を指導するなどの、素晴らしい偉業を成し遂げた立派な人物となるわけです。



道徳を忘れた経済は、 罪悪である

経済を忘れた道徳は、 寝言である

 

これは、二宮金次郎さんの名言の中でも、特に私の好きな言葉です。

正しい心をもってお金を得なさい
儲けもないのにきれいごとだけ語っても戯言ですよ

 

そういうことです。  胸に響きます。

 

このスタイルでお仕事をはじめて、お陰様で10周年を迎えることのできた私ですが、今の私にとって、肺腑にしみ入る言葉です。

 

二宮金次郎さんの像を偶然お見かけしたことで、仕事に向き合う姿勢を再認識させていただけた気がしたのでした。

このトシにして、はじめてあの像の意義を体感した私。

我が家の庭にも置かせてもらうか (金持ちかっ)

 



 

来年の風水暦、すでに書店にも並んでおります音譜  
あなたの開運ツールとしてご活用いただけましたら幸いですニコ!!

 

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