人を許す理由

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俳優の船越英一郎さんの元奥様が、当時の旦那様でいらした船越さんのことを、さんざん中傷なさっていたことは、まだ我々の記憶に新しいですが、

その後、松井さんが名誉毀損で書類送検されたというお話しも、おそらくご存知の方も多いですよねねー

この件ですが、元奥様が「もう二度とやらない」と確約なさったということで、起訴猶予処分となったんですって。

それに対し、船越さんは、元奥様を「宥恕(ゆうじょ)する」とおっしゃっているとのこと。


「ゆうじょ」・・・。 これまた難しい言葉ですが、要するに「寛容に許してあげますよ」という意味で、この言葉には「見逃してあげる」という意味も含まれているらしいです。

 
実は、このブログでも話題に挙げさせていただいたことのある、このお二人の一件ですが、元奥様が当時、鬼気迫る形相で、船越さんを中傷なさっているご様子は、女性の立場としても同調しかねたというか…。 

 

「ちょっとやりすぎではうーんはてなマーク」と感じた方が多かったのではないかという気がいたします。

 

なのに、「宥恕する」とおっしゃる船越さんの寛大さといったら・・・ほっこりキラキラ 

 

 「金持ち喧嘩せず」っていうけど、まさに船越さんのお育ちの良さと、懐の深さの為せる業かと、あたくしは非常に感じ入った次第でございます。

 

ところで、『目には目を』というのは、4000年前のバビロニアのハムラビ王が制定した「ハンムラビ法典」の中の有名なフレーズですが、この『目には目を』は、異国の宗教が間違って解釈されがちなことと同様、多くの人から「復讐を認める法令」だと誤解されているものらしいです。

 

ハムラビ法典はそもそも、人々に正義を与えるために編まれた、人民の平安と公平さを守るための優れた法典で、この『目には目を』も、過剰な復讐を禁じ、復讐の連鎖を断ち切るための法であるらしいのです。

 

つまり、「目には目までで、けしてそれ以上のことをしてはいけない」という意味だったのですね。 

 

しかもあくまで『目には目を』が成立するのは、対等な身分の者同士に限られていたのだと言います。  単純に「やられたらやり返せ」ってハナシではないんですね~ガーンビックリマーク

当時のバビロニアという国の、多様な人種が混在する社会を維持するにあたり、このような公平な司法制度は必要不可欠のもの。

そして、弱い身分や立場の人たちを保護する意味合いもあったらしいので、ハムラビ王すげ~もぐもぐキラキラって感じです。

で、今回の船越さんの寛容さに、あたくし、この「目には目を」の話しを想起させられましたのです。

「書類送検」という形で、「キミのしたことは間違いだよ」と公にしらしめ、「二度としませんと誓わせたこと」で、船越さんとしては「その件を寛容な心で許してあげる」という宥恕に至ったということなのでしょう。 あっ晴れキラキラ いやもう、じつに清々しいもぐもぐビックリマーク

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、男女の関係において、なかなかきっぱりと、そんなふうにはいかないものです。

 

世の中には、「別れても相手とは良い関係を保ててる~っほっこりキラキラ」という人がいらして、それは素晴らしいなと思うけれど、私の場合は、そういう関係性を作れる相手であれば、そもそも別れとりませんがなって思ってしまううーん汗

私は心が狭くて、人として未熟なんだと思うけど、けして自分を正当化したいわけではなく、私と同じ考えの方も、世間にはたくさんいらっしゃるものです。

思うにこれって、相手に対して「目には目を」が成立していないのに、別れて縁を切ることで、「宥恕してあげた」というケースではないかという気もします。

あの時は腹が立ったけど、相手の言い分も理解できるし・・・結局お互い様なのよね。 とか、
反省して、きちんと謝罪してくれたから。 とか、
十分な償いをしてもらったから、今となっては恨む理由がない・・・とかの、理由があるならば、寛容に水に流すことができる。

でも、自分の中に落としどころを見つけられないまま、相手と別れることで全てをチャラにしようとした場合は、「罪を憎んで人を憎まず」には、至りようがないという気がします。  

結局、相手を許せるということは、その人の人間性ではなく、相手との関係性なのではないかって気がします。

私はクリスチャンではないけれど、聖書の中に
『人を裁いたり、復讐するのをやめなさい。 それはあなたの仕事ではない。 神の仕事です。』
という言葉があるのだそうで、私はこの言葉が大好きです。

「許せない」と思う感情って、なによりも、一番自分にとって辛いものです。 

「神」という言葉に抵抗を感じてしまう人でも、「自分が復讐のためにエネルギーを使わなくても、人を傷つけるようなことをした人には、かならず同じことが返ってくるんだ真顔ビックリマーク 」 そう思えば、なんだか受け入れられる気がしませんか。

許すことと忘れることは、全く別のことです。 ただ、許すことって、結局自分自身が楽になれんですよね。

未熟な私は、時間をかけて、ようやくそんなことに気付き始めたところです。

 

 

 

少しずつ、秋らしくなってきましたね。 

 

 

 

 

みなさま、どうぞ楽しい連休をお過ごしくださいませ。



 

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