Woman(2013年製作のドラマ)を観る | 哲爺の気まぐれ日記

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Woman(2013年製作のドラマ)を観た。

 

このドラマは、10年前に放映されたものでシングルマザーの苛酷な状況が描かれ貧困や病気を抱え絶望的な状況の中で愛する子供たちのために懸命に生きようとする母親の生き方に感銘を受けた。

母と娘の関係、子育て放棄など次々と問題が起こり、今の社会の課題を問いかけるドラマだ。

 

今年1月1日に起こった能登半島地震では、多くの人が一瞬に家族を失い家も倒壊され住む場所も奪われ絶望的な状況が被災地を襲っている。困難な中で前を向いて懸命に立ち上がろうとする人たちとの思いを重ねながらこのドラマを観た。

 

とても深刻で重いテーマのドラマだったが、いろいろなことを考えさせられた。

主人公、満島ひかりさんと7歳と4歳の子供たちの演技がとてもよく涙を誘った。また主人公の母親役の田中裕子さんの演技も見事だ。

 

調べてみると2013年に放映された時の視聴率は15%前後と高く、当時かなり話題になったドラマのようだが、まったく知らなかった。多くの人に観てほしいドラマだと思った。

ドラマは、全11話からなるが、親子の愛とは何かを考えさせてくれる涙なしでは見られない感動作だ。

是非、ご覧ください。

 

Woman(2013年製作のドラマ)
製作国:日本再生時間:47分
4.1
あらすじ
シングルマザー。現在、全国に100万人を越える。彼女たちの平均年収は200万円余り(国などからの補助金を除くと180万円程度である)。全世帯平均の540万円の3分の1ほどだ。そんな過酷な経済状況で、ひとり子育てする彼女たちの精神的負担は計り知れず大きい。 いつしか社会や世間から取り残され、貧困と疲弊の連鎖の中で、明るい将来をみつけることは非常に難しいのが現状だ。このドラマは、そんなシングルマザーを主人公に、貧しいながら愛すべく我が子のため、命をかけて生きる女性の生き様を描く物語です。 非婚化や若年貧困問題等を抱える現代社会の陰に起こる出来事を、純愛なる親子愛の物語として描いていきます。 世のシングルマザーたちはもとより現代の若者たちへ贈る応援歌となることを目指すものです。