「森友」疑惑 籠池氏国会証人喚問を見て | 哲爺の気まぐれ日記

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森友学園疑惑が、政権を揺るがす大問題となっている。

 

この問題の本質は、国有地が8億円以上値引きされタダ同然の値段で森友学園に払い下げられ、小学校の認可基準が緩和され財政基盤のない森友学園に異例の認可がおりたこと、そしてその小学校の名誉校長に安倍明恵総理夫人が就任していたことが明らかになり2月から連日のように報道され日本列島騒然となっている。

 

国会での答弁を聞いてもほとんどの国民が納得できるような説明がされておらず一日も早い真相究明が求められていた。

 

そんな中、今日籠池氏の証人喚問が参議院と衆議院で行われた。

 

 

この中で明らかになったことは、小学校建設に向け安倍明恵氏を通して安倍晋三から100万円の寄付が実際行われたこと、そしてその後も明恵夫人を通していろいろな便宜がされたことなどが浮き彫りになった。総理大臣からの100万円の寄付は、違法ではないとの意見もあるが、果たしてそうであろうか?安倍総理自身、先日一度もあったことのない人に100万円の大金を寄付などするはずがないと大見えを切っていた。

また、この件に私や妻がかかわっていたなら総理大臣も議員もやめるとまで言った。

 

それなら即刻、やめてもらいましょう。ウソやごまかしで自己保身する人は、政治家の資格はありません。

 

 籠池氏がすすめようとする教育内容には、私は、嫌悪感しか感じないが、この時代錯誤の教育をこの問題が表面化する前には、安倍総理夫婦は、涙を流しながら応援していたことも忘れてはならない。安倍首相が思い描く「美しい国」の戦前の教育を籠池氏が具現化しようとしていると考え、心の底から応援していたのではないか。明恵夫人の言動で安倍晋三小学校建設にと100万円寄付したであろうことは誰が考えても推察できる。

 

 明恵夫人が名誉校長を退いたのは、この問題が発覚した先月になってからで、この問題が表面化していなかったら名誉校長のまま小学校が建設されていたのだ。

安倍夫婦の後ろ盾で籠池氏は確信をもって小学校建設に向けて走り回っていた。

それなのに問題が発覚してからは、安倍総理から「しつこい男」とののしられこれまで「同志」として思っていた人からも逃げるように梯子を外された籠池氏の心中はよく理解できる。

 

 

文字通り「アッキード事件」の様相を呈してきた。

明日は、迫田理財局長などが参考人招致されることになったが(なぜ証人喚問でないのか!)この事件のキーパーソンは明恵夫人だ。

安倍明恵氏を証人喚問し真相を明らかにしてもらいたい。

 

今日の籠池氏の証人喚問で幕引きさせようとの動きがあるがとんでもない!

今日の証人喚問は、安倍政権の終わりの始まりである。