2026年7月21日(火)
これは旅のブログなのだが、なかなか旅に出ることもできず、何か事件が起きたり、特別な感動があったりした時、忘れないように日常のこととしてブログを書いたりしている。
今回は、少々大袈裟かもしれないが、これから生きている間にこんな事があるのだろうか…という感動的な出来事があったので書いてみた。
それは、母校である「県立横手高校」が高校野球秋田県大会で見事優勝!甲子園出場を決めた。
県内でも屈指の進学校として勉学にも励んでいる生徒たちが甲子園出場を果たした事。
57年前、私が高校を卒業してから3年後、初めて甲子園出場を果たしたことがある。しかし、それ以来甲子園など夢の夢だった。
自分が野球をやってもいないくせに、こんなことを言うのも申し訳ないのだが…。
そしてその上、サッカーワールドカップの真っ最中。大いに盛り上がっている中、どうせ勝つなどあり得ないだろう…などと感心事はサッカーへ。高校野球はワールドカップに負けていたことの事実。
今年の秋田県大会の初戦は、強豪「県立金足農業高校」。
この高校は秋田県代表として何度も甲子園に出場している強豪校。2018年の夏の大会では強豪校を次々に倒し、決勝戦まで勝ち上がり、「大阪桐蔭高校」に敗れたものの、栄えある準優勝に輝いたことのある強豪校。
全県大会ではなかなか上位には行けない我が母校だったが、なんと!その強豪を撃破!
「おお!やったね!すごいね!」などと、新聞の記事を見て感動する。
強豪「金足農業高校」に勝利した記事
3回戦は「県立秋田南高校」という秋田市の強豪校。そんな強豪校にも延長戦を制し勝利したという新聞記事に
「おお、また勝ったってすごいね。」
「ベスト8に勝ち進むなど久しいことなべ。」
などと言いながら…。この時点で優勝するなどと言うことは全く思ってもいない。
秋田南高校を破ってベスト8に入った新聞記事
準々決勝は第3シードの「秋田修英高校」。県外から有力選手が集まる強豪校でもありこれは、もうダメだろう…。
自分が出場する卓球大会では、シード選手と当たるなどという事になると、やる前から「ああ、こりゃダメだ…」など思ってしまう。
メンタル弱い~~…。
そんな自分と重ね合わせ、これで終わりだろうなどと考えていた自分が恥ずかしい。
そんな強豪校との対戦は3-2の接戦をものにして勝利!。ベスト4に残った。
「えぇぇえ~ほんとかよ!」と信じられない思いもある。
あと2回勝ったら甲子園に行けるかも…などちょっと期待感も含めた思いもまだ夢物語の自分。
準々決勝で秋田修英高校に勝利。ベスト4に!
準決勝の相手は「県立横手城南高校」。
この高校は昔、女子高だったこともあり私世代にとって野球部があるということが少々違和感…。
それに準決勝で横手市同士の対戦ということも過去になかった事。
そんな地元対決の準決勝は前半から得点を重ね、勝利をものにし、決勝戦に駒を進めた。
「おおおおぉ~!」
「勝った!勝った!」
「凄いぞ!」
「ホントにこんな事あるのか!」という感じ。
地元対決を制し決勝に駒を進めた。すげぇ!
この準決勝からテレビの中継が始まり、決勝戦はテレビ中継を見ながら応援しなければならないだろう。
でも、もしかして負けるのを見るのも辛いものがあるしなぁ…。と、いろいろ考えてしまっている自分。
5日後には卓球大会を控え、今日は練習日。練習時間はちょうど試合時間とかぶっている。
どうしよう…。いろいろ悩んだ結果、よし、今日は練習どころではない。休むしかない!とテレビにかじりつく。
決勝の相手は第4シードの「県立大曲工業高校」。
ドキドキしながら、もしかしたら…もしかしたら…と思いながらも、ここまで来たら勝ってくれ~~と、テレビに向かって叫んだり、ため息をついたり一喜一憂。
得点が入るたびにテレビに向かって拳を上げ「よし!」ピッチャーの佐藤君が三振を取るたびに「よっしゃ~~!」
横で見ている「ばさま」は冷静なもので、「このピッチャーいいね。」「また点数入ったの?」とか、もっとまじめに応援しろよ!
そして終わってみると7-1の快勝!
「やったぁ~!勝ったぁ~~!」
優勝を決めた瞬間のテレビのニュースから
やったぁ!ついに甲子園だぁ!
試合終了の瞬間からなぜか涙が流れて仕方がない。こんな思いは久しくなかった。
校歌斉唱を一緒に歌ったが、涙が流れてうまく歌う事が出来ない。
特に自分の孫とか、身内の人が選手として出場しているわけでもなく、野球に傾注している訳でもないのだが、なぜか号泣している自分がいた。
今から57年前の初出場の時、優勝候補と言われていた京都の「平安高校」と堂々と渡り合い、負けはしたもののその戦う姿を誇らしく思ったものだ。
それ以来、夢物語だった甲子園出場がこの夏に実現するなんて…。 嬉しくて嬉しくてたまらない。
そしてなぜか急に母校を見たくなり、急いで出かけてみる。学校には早くも甲子園出場おめでとうという横断幕が掲げられている。
工事中の塀には甲子園出場祝いの横断幕
私たちが学んだ校舎はこんなビルではなかった。
母校は近代的なビルディングに変わり、工事のため敷地いっぱいに回された塀の中には新体育館が建設されるらしい。
私たちが通っていた頃の「横手高校」は、木造のギシギシいうような校舎。 しかし、その中身は今と変わらず県内有数の進学校。
そんな名門高校なのだが、単純に家から近いから…と言う理由だけで選んだ高校。
今ではそんな単純なことで選べる高校ではない。私からすると相当敷居の高い学校になっている。
そんな距離を取らざるを得ない学校ではあったが、やはり間違いなく我が母校だったという事を改めて実感。
先輩面などできないが、こんな感動を与えてくれた後輩たちにこんな感動をありがとう。
でもこれで終わったわけではない。また甲子園という新たな戦いの場が待っている。
ここでも全力投球で新たな感動をさせてくれることを期待している。







