24日(金)に行われた予選でこの第2戦からST-Xクラスに初出場する33号車のCRAFT bamboo Racing Mercedes-AMG GT3が総合でポールポジションを獲得し、スポーツランドSUGOでの開幕戦を制した中升 ROOKIE AMG GT3が総合2番手。
KONDO Racing Teamの近藤真彦代表が駆る32号車のORC ROOKIE GR COROLLA H2 Conceptは総合44番(ST-Qクラス8番手)グリッドに着けたが、昨年に続く連続完走は果たせるか!?モリゾウことトヨタ自動車の豊田章男会長が最初のスティントを担当する。
ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowerd by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース スターティンググリッド
P.P.(ST-X P.P.) #33 CRAFT bamboo Racing Mercedes-AMG GT3
2nd(ST-X 2nd)#1 中升 ROOKIE AMG GT3
3nd(ST-X 3rd)#23 TKRI松永建設AMG GT3
4th (ST-X 4th)#81 DAISHIN GT-R GT3
5th(ST-X 5th) #31 DENSO LEXUS RC F GT3
6th(ST-1 P.P.) #2 シンティアム アップル KTM
7th(ST-Q P.P.)#230 NISSAN Z NISMO Racing Concept
8th(ST-Q 2hd) #92 GR Supra Racing Concept
9th(ST-Z P.P.) #26 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
10th(ST-Z 2hd)#52 埼玉 GB GR Supra GT4
以下47台エントリー
FUJIFILM X-H2S XF1.4X TC WR×XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
DxO FilmPack 7 FUJIFILM PROVIA 400X
復活してから7度目となる富士24時間は、33号車のCRAFT bamboo Racing Mercedes-AMG GT3がレース最初の主導権を握る。2番手からスタートした1号車の中升 ROOKIE AMG GT3にとっては開幕戦からの2連勝のみならず、合わせて初の2連覇を狙う重要なレースでもあるのだ。
藤波清斗選手が駆る81号車のDAISHIN GT-R GT3がDUNLOPコーナーを侵入する前に3台抜きでいきなりトップを奪うところからバトルが繰り広げられている。
FUJIFILM X-H2S XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
DxO FilmPack 7 FUJIFILM PROVIA 100F
32号車の液体水素カローラは、昨年に続いての連続完走に向けて液体水素ポンプの耐久性や異形タンク採用による航続距離等のアップデートを図って来た。
このレースの1週前となる15日(水)に富士スピードウェイで行われたテスト走行で近藤代表が初めて液体水素カローラのステアリングを握り、1周2:02:654のタイムをマーク。これは豊田会長が叩き出したタイムとほぼ0.6秒の差である。乗車後の近藤代表は嬉しそうに応えた。
「ドキドキするね、この走り。最高!!」
迎えた1週間後の決勝レースで最初のドライブを終えた豊田会長と交代し、日産のレーシングスーツに身を包んだ近藤代表が16年ぶりにレーシングドライバーとしての復帰がついに実現したのである!!
To Be Continued