「心に響く小さな5つの物語」人の出会いで人生が変わるか? | 相続・不動産専門の税理士 石村満彦が節税の極意を社長と大家さんに伝授。新宿・船橋・千葉を中心に起業・独立支援、資金繰り支援。

相続・不動産専門の税理士 石村満彦が節税の極意を社長と大家さんに伝授。新宿・船橋・千葉を中心に起業・独立支援、資金繰り支援。

決算書・節税法でお金を残す3つの方法。決算書を見直すだけで30%以上節税に成功し、資金繰りを改善した方法を分かりやすい言葉で解説!

心に響く小さな5つの物語 (小さな人生論シリーズ)/藤尾 秀昭

¥1,000
Amazon.co.jp

ある方の投稿で感動した本として
あげられていたので読んでみました。


5つの物語のうち、
特に印象に残ったのが
以下の少年のお話。

小学校1年生のとき
勉強のできる明るい少年。

2年生のとき、母が病気をして
小学校を遅刻するようになり、

3年生のとき、母の看病で
居眠りするようになり、

4年生のとき、母が亡くなり、
希望を失い暗くなり、

5年生のとき、父がアル中となり、
暴力をふるわれ、いっそう
ふさぎ込むようになった。

そんなときに担任となった女性の先生は、
当初、その少年をどうしようもない生徒だ
と考えていた。

その後、その先生は上記の内申を読み、
その少年に放課後、仕事をしているので、
君も残っていっしょに勉強しないかと
声をかける。

少年は、先生といっしょに残り
一心に勉強し、成績も上昇、
明るさを取り戻す。

少年は、クリスマスの日にお礼に
先生に母の使っていた香水を送り、
先生は、その香水をつけ、
帰りに少年の家に様子を
見に行く。

一人寂しく本を読んでいた少年が、
先生に駆け寄る。
ああ、お母さんのにおい。
少年は、そうつぶやく。

その後、少年は努力して勉強し、
医師になり、結婚式に
その女性の教師を母の席に
主賓として招く。

人の出会いにより、その人の人生が
大きく影響を受けることが
あります。

私も、当時は京都大学の学生で
今は大阪大学の教授となられた
M先生と出会っていなければ、
どうなっていたかわかりません。