「週刊文春 8月12・19日号」(文藝春秋)に
池上彰さんとマイケル・サンデルの対談記事が
載っていたのだが、とてもおもしろかった。
その対談で池上彰さんが語っていた
『努力した者が成功する」
という考え方を裏返せば、
「成功していない人は努力をしなかった。
だから自業自得だ」
と烙印を押すに等しい。
それが能力主義の弊害ですね。』
という言葉がすごく印象に残った。
ところでマイケル・サンデルといえば、
世界中でベストセラーになった
「これからの『正義』の話をしよう」
でご存知の方も多いはず。
俺もこの本は読ませてもらっている。
読むきっかけを与えてくれたのは、
知り合いの女性の方から「読んでみてよ」と
プレゼントをしてもらったから。
その時は「また渋い本を読んでいるなぁ」
と思ったものだが、実際読んでみると
おもしろく、今回逮捕された時には
留置場にも持ち込んだほど。
よい本をいただいたと思っている。
追伸
同じ「週刊文春8月12・19日号」に、
上野千鶴子さんと宇垣美里さんの対談記事も
載っていたのだが、こちらの対談記事も
おもしろくて、おもしろくて。
例えばこの箇所。
『上野 男性も変わってきていませんか?
「壁ドン」をして「君を一生守ります」なんて
言う人はいなくなったでしょう。
宇垣 いたとしても、私にはその言葉は
響かなそうです。守るって何から?と。
ここがバイオハザードのようなサバイバルの
世界だったらあり得ると思いますが、何なら
私のほうが強いのですが、ということも
あるので。』
読んでいて、思わず笑ってしまった
宇垣美里さんの頭の中って一体どうなって
いるだろう…(笑)。
こんな返し、ぽんとすぐ出ないよね、普通。
ワードセンス以外にも、きっと頭の回転も
すごくいいのだろうなー。
~石元太一氏に公平な裁判を~
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