ヴァーチャルシュミレーション。

コンピューター内に作られた仮想の世界、昔のロサンゼルスの街が再現され、

人物は人工知能によって自らその世界で生きているという世界。

で、そのシステムを作った現実世界の人間は

仮想世界の人物へ意識をダウンロードすることができるわけです、

仮想世界の人物に乗り移って仮想世界へ行けるわけです。

で、現実世界での殺人事件の鍵が仮想世界にあると知った主人公は

仮想世界へ乗り込んで行き、謎を解いていくという話。


で、仮想世界の人物は、現実世界の人間がダウンロードしてきたとき

意識は無くなるわけです。乗り移られて勝手に体を使われ、

出て行った時には訳も分からない場所にいたりするわけです。

ということで、いくらか伏線もあったりして、最後のオチがあるわけです。


仮想世界の人物がその世界が仮想だということに気付くというのは

まあよくある流れですね。

で、仮想世界の証拠を見るわけです。

この証拠の部分、もう少し頑張って欲しかったと思いますね。

他になんかいいやり方無かったのかな…と思いますね。

というのは、道をずーっと進んでいくと世界の果てがあるわけです、

プログラミングの終わり。

まあそれはいいんですけど、何て言ったらいいか分からないけど、

黒の背景に緑色の線でマスが描かれているような映像が現れるわけです。

DVDのパッケージにあるような映像です。

なんだかいかにもって感じで、かなり安っぽく見えてしまいます…

冷めてしまいます。


あと、仮想世界にダウンロードしてる時に仮想世界で死んでしまうと、

現実の人間の意識が死んでしまい、もともとプログラミングの人物の意識が

現実世界の人物の体へ入ってしまうというのです。

つまりプログラミング、機械から生身の人間にステップアップしたしまうんです。

うーん、どういうことでしょうか…

生体にデジタルの意識が入るってどういうことなんでしょうか…

まあ考えても分からないんでどーでもいいです。


まあ、全体的に軽くて薄っぺらい感じです。

なんか仮想世界ってことでマトリックスのような感じです。製作年も同じです…。

13Fってのはこのコンピューターがあるビルの階数でした…なんだそれ…


★☆☆☆☆


深夜映画にぴったりでした。

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