監督はジャン・ピエール・ジュネ。「アメリ」の監督です。
前回溶鉱炉に飛び込んだリプリー。
が、エイリアンを復活させるためクローン技術によりリプリーを再生。
クローンなんで厳密にはリプリーではないですが…
エイリアンシリーズの面白さに、エイリアンのしつこさというのがありますが
実はもっとしつこいのはエイリアンを利用しようとする人間たち…
これまでは軍事企業でしたが、今回は軍、懲りないですね…
今回、エイリアンがさらなる進化を遂げます。
まず、進化かどうかは知りませんが、かなり知能が高くなった。
そしてめっちゃ泳ぎます。多分あの尻尾がかなり強いんです。
映画の中でエイリアンの泳ぐ姿が一番いいかもしれないです…
で、エイリアンシリーズ最大の進化、
クローン技術によってか、クウィーンによってか、
リプリーを宿主にしたことにより人間の遺伝子を受け継いでしまいます。
その遺伝子により、クウィーンが子宮をもってしまいます。
もう宿主を必要としないわけです、それは大変です、勝手に増えます。
ですが、人間を宿主にし、胸を突き破って産まれるというのが
エイリアンシリーズの最大のインパクトだったような気もします。
さらに、宿主を必要としないなら、人間を襲う必要が無くなるのでは…
ということは、進化の順序として、感情が生まれ文明が生まれるんでしょう。
てことは、もはや完全なる殺戮生物ではありえなくなります…
で、クウィーン・エイリアン、ニューボーン・エイリアンを産みます。
かなり人間に近づいた姿です、
骸骨がターミネーターの骨格のようで、目もあるし
リプリーに対して愛くるしい表情を見せたりもします。白いし。
エイリアンっぽくなくなってしまいました…
エイリアン1、2と同じように宇宙に吸い出されて終わり。
エイリアンの進化としては、かなり大きなものがあり内容はすごいです。
でも、全然恐くないんです…
ただのモンスター映画になってしまったようです…
エイリアンが人間の遺伝子を受けたように、
リプリーもエイリアンの遺伝子を受けました、
きっと続編ではリプリーがエイリアンになります。
★★☆☆☆
エイリアン遂に地球上陸…?