ジュリア・ロバーツがはまり役。
強気で行動力があって何にも負けない女性にぴったり。
実話です。
この映画の見所も、まさにエリンの戦う姿。
結婚2回、離婚2回、子ども3人、預金はほとんど無し、職無し。
そんな社会的にはかなり苦しい立場にいるエリンに、
エリートの弁護士たちが翻弄される様子が気持ちいい。
エリンはものすごいエネルギーを持った女性です。
どんな逆境でも自分を見失うことのない強さ。
初めは、3人の子どもを養うために仕事を始めましたが、
ただ仕事をこなすだけではないところがすごいところ。
もし、自分がエリンのような状況で、
生活していくために仕事を始めたとしたら、
エリンのような仕事ができるのでしょうか…
ただやることをやり、お金をもらうだけなんではないかと…
エリンはそのカリスマ性も相まって、
地域の住民の信頼を勝ち取ることができました。
他の弁護士には全く好感を持たない住民もエリンには心を開く、
それはきっとエリンが心から、仕事という枠を取り払って
住民と接していたからでしょう。
原告全員の電話番号や情報を暗記しているのも、
覚えようと思って覚えたのではなく、自然と覚えたのではないかと…
話を終えてすぐに帰ろうとする弁護士に、
「入れてもらったコーヒーを飲まなくてはだめ」と言うエリン、
きっとそういうところが信頼を勝ち取るのに大切だったんです。
でも、エリンは家庭をほったらかしという一面もあるわけです…
母親と十分に一緒にいれない子どもの不満など、
犠牲も全く無いとは言えないでしょう。
とにかく、ジュリア・ロバーツがとてもいいです。
弁護士のエドの会話がとても面白いです。
エリンの強気でマナーもなっていない態度に翻弄されていたエドも、
エリンに感化されたのか、エリンのジョークにも付き合うように。
どんな状況でも負けない強い女性。
アメリカンドリームとも言ってもいいかもしれません。
★★★★★
おっぱいで勝負…

